雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月が高く上って、くじら座M77付近

2023年11月19日 | 天体写真(系外銀河)
11月 3日夜(正確には4日早朝)、日が替わってから撮ったのはくじら座のM77付近
M77銀河自体は丸い形で中心部が明るく周辺部が淡い二重構造の渦状銀河ですが、近くにある
まるで”ピエロの顔”のように見える2つの明るい星と細長い系外銀河の組み合わせが面白くて、
これまでに数回撮影しています。

 M77 付近 (くじら座) 
( 元画像の 60%に縮小 ほぼノートリミング )
左下のが丸い銀河がM77 、右上の横から見た銀河はNGC1055になります (  上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2023/ 11/ 4 00:53’~ Vixen R200SS(コレクターPH) (合成fl=760㎜)
露出 360秒 × 15枚 (Gain150) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理はまじめに行っています
実際には6分露光20枚撮影したのですが、撮影終了時の3時前には上弦前の明るい月が65度まで上る一方
M77の高度は30度余りまで低くなりコントラストが低下したため、終わりの方の画像は使いませんでした。

このエリアを以前撮影した画像を調べたら、2年前の12月にデジ一眼のCooled60Dで撮影した画像が見つかりました。
撮影DATA(抜粋):2021/12/ 9 20:39’~ Vixen VC200L(レデューサーHD)(合成fl=1,386㎜)
露出 20分 × 5枚 + 5分 × 20枚 ISO 3200  LPS-D1フィルター Cooled60D(冷却オフ)
撮影時のブログ記事は ⇒ こちら

薄明が始まるまでまだ2時間ほどあったのですが、月明りが無視できなくなったため早めに撤収しました。

撮影時の空の状態がわかる「只今撮影中ショット」です。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年11月 4日 01時10分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
左側(東側)が明るいのは高く上った月明りによるものです。


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すっかり忘れていました、我が家の『かたてま野菜』で この夏の猛暑で
すっかり葉が焼けて枯れてしまった里芋を。
秋になって少し生えかわった葉を手掛かりに掘り起こしてみました。
里芋はほとんど育っていませんでした
水やりもしていたのですが、マルチングが今年は逆目に出たようです


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