雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

月明かりのアンドロメダ銀河M31と伴銀河M110

2023年11月24日 | 天体写真(系外銀河)
期待していた11月でしたが、新月期(わたしの場合は下弦の月から上弦の月)の間は
法事と同期会で2夜の外泊もあり、一夜も撮影できず。( 2夜とも予報では貴重な晴れだった!)
そして新月期が過ぎた上弦の月の翌日21日になってやっと撮影することができました。

結局11月になんとか徹夜撮影できた2夜は上って来る下弦を過ぎた月と、
沈まぬ上弦の月翌日の明るい月を気にしながらの撮影となりました。

21日夜に最初に撮ったのはまだ月が高く、月明りに負けないのはこれしかないということで ・・

 アンドロメダ銀河M31 と 伴銀河M110  (アンドロメダ座) 
( 元画像の 60%に縮小 ほぼノートリミング )
左下にM31銀河の中心部が 、右上がお供の銀河M110になります (  上 が 北 になっています )
撮影DATA : 2023/ 11/21 20:40’~ Vixen R200SS(コレクターPH) (合成fl=760㎜)
露出 360秒 × 28枚 (Gain150) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-10℃) タカハシ EM-200 Temma2M  
ステラショット2(導入・撮影・オートガイド) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット処理はまじめに行っています
カラーCMOSカメラのASI533MCで撮ると、短焦点の反射鏡筒でもアンドロメダ大銀河の一部しか入りません。
それでも 月明りで空が明るかったのですが、予想以上の写りになってくれました。
( 月明りの無い夜に 再挑戦したいです )

アンドロメダ銀河は わが”天の川銀河”のお隣の銀河で近いため、とても見かけの大きな明るい銀河です。(空が良ければ肉眼でも見えます)
以前にフルサイズデジ一眼で撮った2年がかりのモザイク撮影の画像です。 ↓
( 元画像の 25%に縮小サイズ )
( 水色の枠内が 今回の撮影範囲です )


撮影時の空の状態がわかる「只今撮影中ショット」です。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2023年11月21日 21時41分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×7枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
明るい月の光で、筒内気流抑制のため鏡筒に張り付けたアルミホイルが輝いています。


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この先の天気が心配なため、晴れた日を逃さず
冬タイヤ交換と庭の植木の冬囲いを自力で済ませました。
冬囲いは例年より早かったため、枝の絞り込みはもう少し先に延ばしました


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