雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

こぎつね座の星雲(NGC6820) 2日後にリベンジ(?)

2016年08月11日 | 天体写真(星雲・星団)
前回記事に掲載した いて座の三裂星雲を撮り終えたのは23時過ぎ。
南天の撮影対象はすでに西に傾き、南中後で無いと撮れないという
自宅撮影の制約から次の撮影対象に悩みました。
そこで2日前に初めて撮影したこぎつね座の淡い散光星雲NGC6820に再挑戦することに。

( 画像クリックで星座名を表示 )
南天の対象を撮るため道路側に設置すると 真上にはじゃまな電線群が

前回は 15分露光で3枚撮ったところで 雲が出て撮影終了となったので
今回は2時間露光を目標にしました。

NGC 6820星雲 付近  (こぎつね座) 
( 画像クリックで元画像の30%で表示 )
( 上 が北の方角 ) 
撮影DATA: 2016/ 8/ 5 23:25’~  Vixen R200SS + コマコレクターPH (f=760mm F3.8 )
露出 15分×7枚 ISO 800 LPS-P2FIL Cooled 60D (外気温22℃ 冷却+5℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
星雲中心部のトリミング画像です。 
かなり強引な画像処理を行ってこの程度という事は、難物に分類されそうです。
自宅撮影ではよほど空の条件が良い時でないと、見栄えのする画像は難しそうです。

この後、南天のみずがめ座 らせん星雲を拡大撮影で狙ったのですが、
エクステンダーを付ける間、冷却をオフにして
再び冷却して撮影開始したところカメラ内で結露が発生!

どうなったかは、次回の記事で報告いたします。

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いつ頃からでしょうか、
この時期になると我が家の周りはヒュンヒュン百合(自称)だらけに。
外来種で、正式な名前は高砂(タカサゴ)百合といいます。

雲上くもがみ
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2 コメント

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Unknown (びっけパパ)
2016-08-12 08:28:38
かなり淡くて難物ということは私の撮影対象には入ってこないですね(笑)
暗黒部分の模様がなんともいえないですね。
てっぺんから右下に連なる星も面白いです。
返信する
昨日は流星群見れました。 (雲上(くもがみ))
2016-08-12 13:32:07
びっけパパさん こんにちは。
昨夜は珍しく晴れてペルセウス座流星群を見る事ができました。
この星雲のような赤くて淡い星雲は結構多いと思います。
自宅撮影ではやはり明るめの対象から狙うべきですね。
言われて気が付きましたが、同じような明るさの星がきれいに並んでいますね。
返信する

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