延ばすか(ｴｸｽﾃﾝﾀﾞｰ)、縮めるか(ﾚﾃﾞｭｰｻｰ) NGC7331 ＆ ｽﾃﾌｧﾝの五つ子

まだ先月撮影した画像が残っていました。２８日夜 上弦の月でもまず撮って と考えてＶＣ２００Ｌ鏡筒を載せたのですが、ＧＰＶ予報通り、雲が無くなったのは月が低くなってから。そこでレデューサーを付けて秋の系外銀河の撮影を行いました。
ペガスス座の ＮＧＣ７３３１銀河とステファンの五つ子 撮影中の様子です。 ↓（　画像クリックで星座線入りで表示します　）月が沈む前から撮り始めたのですが、３枚目を撮り終える頃には暗い空になりました
NGC ７３３１ から ステファンの五つ子　（ペガスス座）（ 　画像クリックで　元画像の３０％まで拡大表示できます　 ）（　右 が 北 の方角　）撮影ＤＡＴＡ　：　２０１７／９／２８　２２：４６’～　　Vixen ＶＣ２００Ｌ＋レデューサー（合成ｆ＝１，２７８ｍｍ Ｆ６．４　）露出 ２０分 × ７枚　ＩＳＯ ３２００ ＬＰＳ－Ｐ２ＦＩＬ　Cooled ６０Ｄ (冷却 -６．５℃ 外気温 約１２℃) 　タカハシ ＥＭ－２００ Ｔｅｍｍａ２Ｍﾏｲｸﾛｶﾞｲﾄﾞｽｺｰﾌﾟ ６０　ＴｏｕｐＣａｍ　ＰＨＤ２Ｇｕｉｄｉｎｇ　ステライメージ７ＤＡＴＡには記載してありませんが、星の色が飽和するのを防ぐため２分露光４枚をコンポジットしたものも重ねてありますレデューサーを付けないとＶＣ２００Ｌの焦点距離は１８００ｍｍと長焦点で、ぐっと拡大できるのですがその分暗くなって、レデューサーありの倍の露光時間が必要になります。
私が短焦点のＲ２００ＳＳしか持っていなかった頃は、見かけの小さい系外銀河を撮るのにエクステンダーで逆に焦点距離を延ばしていました。たまたま昨年同じ対象をＲ２００ＳＳ（ｺﾚｸﾀｰPH）に canonの１．４ｘエクステンダーを付けて撮っています。 ↓１．４ｘエクステンダーでは合成焦点距離は１０６４ｍｍにしかなりませんが、その分露光時間を短くできます。たまたま中古のＶＣ２００Ｌを見つけなければ、今でも１本で２度美味しいこれでいってたかも。
比較のため 同じ範囲をトリミングしてみました。ＶＣ２００Ｌ＋レデューサー(Vixen ﾚﾃﾞﾕｰｻｰ2 VC200L) 合成ｆ＝１２７８ｍｍ ↓
Ｒ２００ＳＳ(ｺﾚｸﾀPH)＋エクステンダー(canon EF 1.4x) 合成ｆ＝１０６４ｍｍ ↓上のＶＣ２００Ｌの画像の約１／３の総露光時間になります。（ＩＳＯ換算）
次回は 最も見にくいメシエ天体といわれる Ｍ７４ （うお座）の予定です。
================================================リフォーム後は２階への上がり降りもなくなり、ますます運動不足に。ウォーキングも去年よりしんどくなったような。ウォーキング途中にある林泉寺 惣門（去年まではかやぶき屋根でした）
雲上（くもがみ）ブログランキング参加しています。　←いつもポチッとありがとうございます。
にほんブログ村
==========================================