雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

「みんなの宇宙(そら)」写真館 すばる&かに星雲

2013年01月19日 | みんなの宇宙(そら)

< 星好きの仲間たちでつくる写真館 です >

今回で3回目になりますが、これまでの展示はこちらからご覧になれます。
(第1回)「オリオン大星雲」特集
(第2回)「ばら星雲」特集


今月の展示のテーマは おうし座の星雲
プレアデス星団(すばる)」 と 「かに星雲」 の特集です。
プレアデス星団和名すばる)・・・・M45 種別:散開星団 光度:1.6等級
・・・・・・・・・・・・・・・・・・見かけの大きさ:120′ 距離:433光年
かに星雲・・・・・・・・・M1(NGC1952) 種別:超新星残骸 光度:8.4等級
・・・・・・・・・・・・・・・・・・見かけの大きさ:6′ 距離:7,000光年

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


投稿画像の部(撮影画像を送っていただいた方のコーナーです)
クリック画像拡大できます。

 

 

 

 

 

 


ブログ参加の部(自ブログ(HP)の画像で参加された方のコーナー)
クリック画像掲載ブログ記事(HP)にリンクします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*各画像の掲載順序は焦点距離の短かい(拡大率の小さい)ものからですが、
トリミングや受光面のサイズのちがいから、必ずしも掲載した見かけの大きさは
順番になっていません。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ「投稿画像」は少ないのですが、今月から”tsukadom”さんと、”まるこう”さんが
写真館に「ブログ参加」していただきました。(ほんとはこちらからお願いしたんですけど)
ブログ参加」の皆さんのURLをお知らせしますので、各ブログ・HPへの訪問も
よろしくお願いいたします。(バナークリックでリンクします)

おりおん さん・・・・http://orionsky.net/wp/
tantan さん・・・・http://yoshi8472.my.coocan.jp/index.html
ヨネヤン さん・・・・http://www.asahi-net.or.jp/~dy7s-ynym/
tsukadom さん・・・・http://astro17.blog.fc2.com/
まるこう さん・・・・http://keepwb.wordpress.com/

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みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
コンテストでは無く、展覧会 です。
応募お待ちしています。
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しゃぼん玉 と まが玉 (2011)

2013年01月17日 | 天体写真(星雲・星団)
「みんなの宇宙(そら)」1月定例展示の写真も集まり、
ただ今、展示写真のラベル作りなどを行っています。
20日前にみなさまにお見せできそうです。

それまでの”つなぎ”、といってもこの季節雪国越後では
まず星の撮影は望むべくも無く、過去に撮った画像を探してみました。
(昨晩は月が見えていたのですが、じきに雲のおおわれて
 しまいました。)

バブル星雲(NGC7635)周辺(カシオペア座)*画像の一部はケフェウス座
(クリックで拡大)
撮影DATA:
CanonNFD300mmF2.8(手製絞り F4) 2011/10/02 5分 x11 + 2011/11/26 5分 x18 LPS-P2フィルタ EM-200USD
GS60Sガイドスコープ+PHD Guiding ISO 1600 EOSkissDX(SEO-SP2) ステライメージ FlatAideほか

*中央に明るい星を取り囲むように小さなしゃぼん玉があるのですが・・・。
 中段やや左側の散開星団はM52、右下の赤い星雲はその形から"くわがた"星雲とも呼ばれています。

これでは"しゃぼん玉"が小さすぎてよく見えないので、探してみたところ
2009年にR200SS(20cm反射鏡筒)で撮ったものが見つかりました。

バブル星雲(NGC7635) と M52(カシオペア座)

撮影DATA:
VixenR200SS(f=800mm F4) 2009/11/06 2分 x20 LPS-P2フィルタ タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド
ISO 1600 EOSkissDX(SEO-SP2) ステライメージ ほか


撮影時期は夏から秋の対象ですが、参考に「ガイド星図(22時)」も掲載します。
● バブル星雲(NGC7635) & M52散開星団  (カシオペア座)
(ガイド星図を使われる場合は、クリックで拡大した後にダウンロードし、A4×2枚印刷。)


"玉"つながりで、もう1枚  (ちょっと、ひわいな言い方?)

まが玉星雲(IC.405) 付近(ぎょしゃ座)

撮影DATA:
CanonNFD300mmF2.8(手製絞り F4) 2011/10/29 5分 x8 + 2011/11/27 5分 x16 LPS-P2フィルタ EM-200USD
GS60Sガイドスコープ+PHD Guiding ISO 1600 EOSkissDX(SEO-SP2) ステライメージ FlatAideほか

*"まが玉"は右側の散光星雲です。中央はIC.410、左側はIC.417かな?
1枚あたりは5分の露光ですが、2日分で24枚コンポジット(総露光時間120分)しています。
 
このエリアは1月・2月でも撮影可能です。
ガイド星図は、(12/14)ブログ記事 『今夜のターゲット(魔女の横顔星雲ほか)』
に掲載済みですので参照願います。

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撮影できないこの時期はツライ!
去年撮った写真、全部見せないで残しといたらよかったかな?

みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
ただ今1月定例展示の準備中です。

みなさまの参加お待ちしています。 雲上 くもがみ

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5年前のそら2007.10~11「ホームズ彗星大バースト」

2013年01月15日 | 5年前のそら

これまでの記事


初めて赤道儀でガイド撮影の検証を行う
 □2007.10.18(木)
  透明度”2/5”という悪条件であったが、手持ちのタカハシ90S赤道儀を使って
 初めてノータッチガイドの検証をおこなった。
 [主な検証項目とその結果]
 (1).5分間のノータッチガイドは可能か?⇒ f=50mmでは星の流れなし!(OK)
 (2). TAMRON Zoomレンズの左側の流れはF4に絞れば改善されるか?
        ⇒周辺減光は目立たなくなったが、収差の流れはやはり目立つ。(NG)
 撮影は、近くのゲートボール場に赤道儀を車で運搬しておこなったが、
 最大の問題は1時間程度で『レンズ表面に結露』が発生した事。 

 □2007.10.19(金)  
  さっそく、Vixenの露除けヒーターを注文。(AstroArtsで \7,140-)
 

 □2007.10.21(日)  
  帰省中に地元のカメラ店にて中古の望遠レンズを購入。
  Canon EF100mmF2.8マクロ \27,800-
  (クリックで拡大)
この日のノートには 
 「前の日に目をつけていたもので、パチスロに買ったため思い切って買った。」 とある。
 この頃は、まだタバコを吸いながらパチスロに熱中していたのだなあ・・・。
 今ではもう両方ともやめて品行方正な生活をおくっております。

2007.10.27(土)  
  ネットで偶然見つけた滝星図(8.5等)を、ほぼ1日かけてダウンロードし、
印刷したものを北・南の2冊に分けてファイリングした。
 それにしてもこれほど完成度の高いものを無料で提供するとは! 滝さんに感謝です。
          ( スケール  9mm/1° )
  
     *星図をクリックすると滝星図のページにリンクします。
 http://www.geocities.jp/toshimi_taki/atlas_85/atlas_85_jp.htm
*無償でダウンロードできる事が信じられないほど、すばらしい星図です。

望遠レンズの性能検証を行う
 □2007.11. 2(金)
  運良く、帰省日に星の見える夜があったので購入した100mmマクロレンズの性能を検証してみた。
 [主な検証項目とその結果]
 (1).100mmF2.8マクロレンズを使ってみて ⇒ ・ピントがすごくシビア。
    ・F2.8開放でも像の乱れは少ない。(絞ってもF4で十分)
    ・適正露光はF2.8・・・2分 F4・・・4分 F5.6・・・5分以上(天頂付近でISO 800) 
 (2). 90S赤道儀の追尾性能  ⇒ 北天の対象なら、f=100mmでも5分くらいまではOK
 (3). 露除けヒーターの効果  ⇒ 3時間の撮影で車には露が降りていたが、レンズはOKだった。

ホームズ彗星大バースト
 □2007.11.09(金)
  2・3日前に会社の昼休みにネットを見ていたら、『ホームズ彗星、大バースト』の記事を見つけた。
 ペルセウス座で2~3等級という絶好の条件のようだ。
 期待して帰省したが、駅に降りると雲があるのか星がかすかにしか見えない。
 夕食後外に出てみると星が明るく輝いていたので、あわてて玄関前で仮セッティング。
 (玄関のある東側は家の影になるため北極星は見えず、正確な極軸合わせができない。)
 とりあえずタムロンズームで数枚撮影したが、電池切れ表示が出たので中断。
 仮充電後も星が明るく輝いていたので、今度は家の裏側で北極星による正確な極軸合わせをおこない、
 購入してまもないEF100mmの望遠レンズで数枚撮影したところで、全天雲におおわれてしまった。

共通データ:2007/11/09 EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド(ホームズ彗星の近くの明るい星は αPer)
 
TAMRON 17-50mmF2.8 Zoom(f50mmF4) 120sec,60secx各1・・Canon EF100mmF2.8マクロ(絞りF4) 98secx1

はじめて撮れたまともな写真が明るい彗星だったとは、なんと言うラッキー!
(そもそも彗星の写真なんて、生まれてからこれまで撮った事はない。)
 □2007.11.10(土)
  今夜もなんという幸運! 昼間雲の多い天気だったのに、夜8時過ぎには雲が無い。
 今度は最初から家の裏側で極軸合わせを行い、初挑戦の”コンポジット”処理を行うため複数枚の撮影もできた。
 彗星だけではもったいないので、他にも「北アメリカ星雲」「アンドロメダ銀河」「ペルセウス座二重星団」の撮影もおこなった。

共通データ:2007/11/10 Canon EF100mmF2.8マクロ (F4.0)EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド 
   
・・・・・・・・ホームズ彗星」 3Minx2、2Minx2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ペルセウス座二重星団」 3Minx2、2Minx2
*コンポジットによりノイズが減りなめらかな画像となったことにより、彗星が”輝く真珠”に見える。

 □2007.11.16(金)
  予報はかんばしく無かったのだが、夜9時半頃から10時過ぎまで雲の切れ間から
 ホームズ彗星を撮影することができた。

  
2007/11/16 Canon EF100mmF2.8マクロ (F4.0) 3Minx4、・・・・六日間の変化)10日撮影画像を比較明合成してみました。
2Minx2、1Minx4 EOS KissDX ISO800 タカハシ90S赤道儀 ノータッチガイド
*位置も変化し、彗星の形も”輝く真珠”というより”クラゲ”に見える。
彗星は木星軌道あたりまで遠ざかりつつあるため、ガスが拡散して大きくなったものと思われる。


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なかなか「5年前の今」に近づけなくて、今回は2ケ月分の記事となりました。
ちょっと細か過ぎる感もありますので、
次回以降はポイントを絞った、振り返りの記事にしたいと考えております。

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1月定例展示写真募集します。(メインは”すばる”と”かに”)

2013年01月13日 | みんなの宇宙(そら)
みんなでつくる「みんなの宇宙(そら)写真館、1月期の展示写真募集します。
すでに1月の新年特別展示で元旦に「ばら星雲」の特集で展示を行いましたが、
定例の1月分展示会を20日頃に予定しております。
今回は3回目になりますが、これまでの展示会はこちらからご覧になれます。
(第1回)「オリオン大星雲」特集
(第2回)「ばら星雲」特集

■1月 定例展示会 募集テーマ ■
 メインテーマはおうし座の和名”すばる”で超有名な星団と、今から960年ほど前に爆発した超新星の
 残骸”かに”星雲です。
(1)M45プレアデス星団(おうし座)
 肉眼でも見える事から、天体写真初心者の方でも比較的簡単に撮影できると思います。
 「初めて撮ったすばる」、画像投稿をおねがいします。
 
 
(2)M1かに星雲(おうし座)
 こちらは見かけの大きさがずっと小さいため、撮影にはそれなりの機材・経験が必要です。
 佐渡島に見えるか、かにの足まで見えるか楽しみです。
 


ほかにも 「今夜のターゲット」12月指令分 募集しています。
 ○NGC1300銀河(エリダヌス座)
 ◎カリフォルニア星雲(ペルセウス座)
 ○ペルセウス座銀河団(ペルセウス座)
 ○魔女の横顔星雲(エリダヌス座)
 ◎まがたま星雲(ぎょしゃ座)

かなり撮影がむずかしい対象もありますが、
ベテランの方の参加も期待いたします。
参加が多ければ、何回にも分けて展示いたします。

各撮影対象のガイド星図は以下を参照ねがいます。




また参加方法はこちらをごらんください。


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投稿画像の部』 参加が少なめです。
 はずかしがらずに、まずは「メッセージ」にてご連絡ください。
ブログ参加の部』 より多くの画像を求めて、皆さんのブログにもおじゃまします。
 良い画像を見つけたらお願いにあがりますので、良いご返事を。

みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
コンテストでは無く、展覧会 です。
参加お待ちしています。 雲上 くもがみ

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「星のふるさと館」友の会 新年会

2013年01月13日 | 日記
星のふるさと館」のHOSOYAさんから、昨年の暮れに
「星のふるさと館」友の会 新年会』 のご案内をいただきました。
星のふるさと館」は上越市の課外授業の一環を担っている事から、
教育にたずさわる人の関わりが多いのですが、
友の会』は ”星を眺めるのが好きな集団”とのお話でしたので、
星の写真を撮るのが好き”との接点がどこにあるのか興味深く、
仲間にいれてもらう事にしました。

新年会当日は、この時期にもかかわらず猛吹雪でも無くおだやかな天候に恵まれ、
友の会』のメンバーは、星男星女がそろってるようです。
初めて会った人ばかりだったのですが、そこは町内の新年会とちがい、星・宇宙(そら)の共通の話題さえあれば
時間があっという間に経ってしまいます。

乾杯の前に、昨年11月のオーストラリアでの皆既日食の報告を、宮下さんからしていただきました。


会長(左端)の顔が赤いのは、飲みすぎたせいではありません。昼間久しぶりの太陽の下、雪下ろしをしたためです。

これまで休眠状態だったとの事ですが、今年は頑張ろう!(みんなそういいます。)
との決意を誓い、次の再開を楽しみに家路につきました。

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「友の会」の皆さんにブログの宣伝をしておきましたので、
びっくりするぐらい、ランキングがあがるのでは?と期待しています。

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