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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
我が家のアヤメ属、アイリス星雲はいつ撮れる?
2014年06月21日
|
我が家の四季
天候のせいで宇宙(そら)の撮影からすっかり遠のいております。
我が家の裏庭
(といえるかどうか)
には今アヤメ属が咲いております。
5月末ころからアヤメが咲きはじめ、今はハナショウブが咲いています。
昨年調べた時は我が家に咲いているのはアヤメとハナショウブ
だけと思いましたが、別の種類も混じっているようです。
キショウブ
05/25
アヤメ
05/25
アヤメ
06/04
ハナショウブ
06/17
ノハナショウブ
06/18
ハナショウブ
06/21
まだつぼみもあり、もうしばらくは楽しめそうです。
宇宙(そら)の
アヤメ
といえばケフェウス座にある
アイリス星雲
です。
2012/09/12
R200SS 10分×3枚 Cooled60D EM-200USD
薄雲の中、わずか30分で撮影断念。
来月になれば自宅撮影も可能になるので、今年は是非リベンジしたいと思います。
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月も下弦を過ぎ、晴れてさえくれれば
いつでも撮影できるのですが・・
『ガイド星図22時』 の追加作成でもしますか。
雲上
(
くもがみ
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コメント (1)
はくちょう座の星雲 (新マスクで再処理2)
2014年06月18日
|
天体写真(星雲・星団)
すっきり晴れません。
かといって、雨が降る訳でもないので野菜の水やりも必要です。
困った時の再処理画像という事で、新しいマスク作成方法で処理し直したものです。
はくちょう座の網状星雲
( 画像クリックで35%まで拡大 )
北アメリカ星雲とペリカン星雲
(3枚モザイク)
( 画像クリックで25%まで拡大 )
まゆ(コクーン)星雲
( 画像クリックで35%まで拡大 )
再処理画像につき撮影DATAは省略しますが、共通DATAは以下の通りです。
R200SS(f=800mm F4.0) ISO 1600 Cooled 60D LPS-P2FIL
タカハシEM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
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結構うまく星がマスクされるため、調子にのって星雲を
強調し過ぎないよう、マルチバンドシャープ抑え気味にしました。
だいたい撮影済みなので、今年の夏は何をどう撮るか悩みどころです。
『かたてま野菜』のナスも初収穫です。
雲上
(
くもがみ
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コメント (2)
『かたてま野菜』 初収穫(オクラその後)
2014年06月16日
|
我が家の四季
『
かたてま野菜
』 初収穫となりました。
一番になったのは一週間前にツル棚を作ってあげたばかりのキュウリでした。
一日の成長が早いので、もうそろそろ採った方がよさそうです。
形はすこしいびつですが、味噌とマヨネーズで美味しくいただきました。
去年より一週間早く植えつけたのですが、天候不順からか収穫時期はほぼ同じ。
他の野菜も順調のようです。
右上はピーマンです。
ミニトマトと、奇跡の復活をした
オクラ
オクラ
は一時アブラムシにやられ、瀕死の状態にまでなったのですが
薬剤による駆除を行ったところ、自力で葉を増やすまでに回復しました。
ところが先週ふたたびアリの姿が目立つようになり、葉の裏を見ると・・
”
キャァー
!
” と悲鳴を上げた人は画像クリックを控えてください。
アリとアブラムシの関係については
に調べて書いたのですが、
今回の画像を見ると
幼虫のアブラムシをアリが運んできている
ようにも見えます。
ご安心ください。現在は再び薬剤散布でいなくなっております。
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昨日、イラストから天文書籍(わたしも数冊所持)監修で
おなじみの
沼沢茂美
さんの講演会に行ってきました。
「上越天文教育研究会」40周年記念の行事で
わたしは会員ではないのですが、会員でもある
「星のふるさと館」の細谷さんからお誘いをいただきました。
それにしても
40周年
とはすごいですね。
雲上
(
くもがみ
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コメント (2)
夏のメジャー星雲を再処理する(新・マスク処理)
2014年06月15日
|
天体写真(星雲・星団)
新しく見つかった星マスクの加工方法の効率性・有効性をチェックするため、
昨年撮影した夏の星雲画像を再処理してみました。
共通DATA
:
2013/ 7/ 8~9
am VixenR200SS + 純正エクステンダー(合成f=
1,500
mm F
7.5
)
ISO 1600
Cooled 60D
(気温24℃
冷却-1℃
) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
干潟 星雲
M8
中心部
(いて座)
( 画像クリックで全体表示 )
露光時間 10分×3枚,5分×9枚コンポジット
下の画像はマスク画像を減算表示したもの
非常に明るい中心部にある砂時計の姿を出すため、マスク画像を更に加工しています。
これは昨年の処理画像です。
この画像はビクセンギャラリーに入賞した作品ですので、こちらの方が良いという人もおられるかも。
以前はマスクがうまく作れなかったため、星雲内の星が肥大しています。
以下、同じ夜に同じ光学系で撮ったものを再処理してみました。
三裂 星雲
M20
(いて座)
( 画像クリックで全体表示 )
露光時間 10分×6枚コンポジット
下は、昨年の処理画像
あれい状 星雲
M27
(こぎつね座)
( 画像クリックで全体表示 )
露光時間 15分×4枚コンポジット
下は、昨年の処理画像
一目で見て違いがわかるというものではありませんが、
より強いマルチバンドシャープがかけられるようになりました。
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マスク加工が容易になった事から、これまでに撮った
画像を順次処理し直しています。
その結果、夏のメジャーな星雲は殆ど撮り終えている事がわかりました。
梅雨で撮影ができないようなら、また掲載させていただきます。
雲上
(
くもがみ
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コメント (1)
SI7 効率的な「選択マスク」加工方法が、見つかりました
2014年06月14日
|
画像処理のはなし
さすがに昨日の
では、
明るい星をひとつづつ加工するという、わたしのような
ヒマな人間にしかできない手順である事を自覚しておりました。
そんな中で「
みんなの宇宙
(そら)」にも参加していただいた
さんから
以下のすばらしいアイデアをいただきました。
『
SI7
(ステライメージVer7)
で作成した星のマスク画像に、
広レンジで作成したマスク画像を「比較明」合成
したらどうか? 』
つまり
SI7
では明るめの星が認識されずにマスク画像に残らないため、
表示レベルを広げて明るめの星だけで作成した画像と
比較明合成
したら というものです。
さっそく検証してみたところ、効率的で大変有効な事がわかりました。
昨日の記事を見てやってみた人から
「
こんな 手間のかかる事 やってられるかぁ!
」
というお叱りの声が聞こえてくる前に、新しい手順を報告いたします。
■
従来の選択マスクの作成
(マルチバンドシャープをかけたい画像を開きます。)
SI7では明るい星が消えたり、中央が暗いドーナツ型になっているのがわかります。
( マスク画像合成後ぼかしをかけますので、ここでは星の明るさが残るよう控えめに )
■
明るめの星のマスク作成
「デジタル現像」・「トーンカーブ調整」の済んだ画像では暗い部分が持ちあげられているので、
コンポジットが終わっただけの元画像を使います。
星雲や銀河が見えなくなるまで広げる (暗い星は消えてしまってもかまいません。)
■
ふたつのマスクを合成する
□
星の明度を上げる
□
星の輪郭をぼかす
これで、できたマスク画像を使ってマルチバンドシャープがかけられますが・・
■
マスクの適否を事前チェックする
実は1回目のチェックで星の周囲がはみ出していたので、トーンカーブ調整で明るくしました。
できた合成マスクで処理し直した画像です。
( 画像クリックで全体画像表示 )
マスク作成の再現性が向上し、加工にかかる時間が大幅に短縮化されました。
この方法でこれまで撮った画像の再処理をやってみます。
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もしかしたら、広レンジ画像だけでもマスク画像ができるのでは・・
検証してみました。
興味のある方は記事の最後に記載しておきましたのでご覧ください。
雲上
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くもがみ
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元画像
以下は3通りの方法で作成したマスク画像です。
( いずれも明度を強調済の画像で、クリックで全体表示。 )
●
SI7で作成したデフォルトのマスク
(明るい星が消えてしまっているのがわかります)
●
広いレベル調整幅で作成したマスク
(今度は暗い星が消えてしまいました)
このマスク画像でマルチバンドシャープ処理した画像です
(「選択マスク反転」しています )
暗い星がやけに目立つ様になってしまいました。
●
二つのマスクから比較明合成したマスク
今回の方法を提案していただいた
さんの話では、
明るい星から暗い星までうまくマスクしてくれるソフトがなかなか見つからないそうです。
となるとこの方法も有効な一つになりそうです。
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