
市民の森の山沿いの水路のそばに秋の田村草(アキノタムラソウ)
があちこちに咲いていました。
この野草は梅雨時から初秋まで長く咲きますが、
なぜかアキノタムラソウと呼ばれます。
シソ科の多年草で茎の先に薄紫色の唇形の小花をつけます。
数匹のスジグロシロチョウが飛んでいて花蜜を吸っていました。
吸っている時間はほんの数秒で、次から次へと花を
移動します。
カメラを向けながら、森進一の「花と蝶」の
”花は女か 男が蝶か 蝶のくちづけ うけながら”という
歌詞を思い出しました。

この水路沿いの雑草の中にはホタルブクロが咲いていて、
クマバチが花の中に出入りしていましたが、
写真は撮れませんでした。
クマバチもアキノタムラソウの花蜜を吸っており、
ここではアキノタムラソウは昆虫に大もてでした。