ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

芙蓉(フヨウ)が咲きました

2010年08月01日 | 日記
今日、庭のフェンス沿いに大好きな芙蓉が
はじめて一輪咲きました。
昨日つぼみが赤く膨らんだので、今朝咲くことを期待して
早起きした甲斐がありました。
朝の芙蓉は乙女のような清純な表情をしています。

やがて強い日差しを受けると、薄紅色の花は
濃い紅色に変わり、午後になると花びらは歪みはじめ、
夕方には丸く萎れてかたまりになり、
翌朝には下に落ちています。
この時期に咲く一日花は芙蓉のほかにいくつかありますが、
時間とともに変わる表情と潔い散り方が
この芙蓉の好きなところです。

芙蓉の葉は虫に食われやすいので気をつけました。
葉に穴が開くとせっかく咲いた美しい花が台無しになります。

昔から美しい人のたとえに使われる花で、「芙蓉の顔」という
言葉がありますが、いまはあまり使われていないようです。
芙蓉を詠んだ夏目漱石の句があります。
反橋(そりばし)の小さく見ゆる芙蓉かな

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。