ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭の垣根に卯の花が咲きました

2011年05月03日 | 日記
庭のフェンス際に空木(ウツギ)を植えたのは数年前ですが、
今ごろになるとこぼれるように白い花が咲きます。
空木が咲くと文部省唱歌の「夏は来ぬ」に出てくる
卯の花を思い出します。

卯の花の、匂う垣根に
時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ

この唱歌は小学生のときに学校で歌ったのでしょうが、
詩もメロディも、なんと美しい歌でしょう。

これから山を歩くと空木の白い花が道に垂れるように
咲いているのをよく見かけます。
空木は身近に庭木として植えられ、卯の花として俳句や
和歌に数多く詠まれてきました。
押しあうて 叉卯の花の咲きこぼれ (正岡子規)

庭の空木は生垣でなくアルミ製フェンスの中に咲いているので、
卯の花らしい趣をあまり感じられないのが残念です。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。