
いま花盛りのクレマチスは日本固有種のカザグルマ(風車)が
外国に渡って改良されて日本に帰ったといわれています。
昨日、以前先輩から教わったカザグルマの自生地を訪ねました。
そこは駅に近い駐車場と駐車場の間の藪の中で人目につき
にくいまさに穴場でした。
駐車場の係りの人の話では、カザグルマのつぼみは30個
あったそうで、約20個が藪の中に咲いていました。
見上げるとつるが木に絡まって伸びて3メートルの高さに花が
10数個元気よく咲いていました。
目の前の二つ上下に並んだ花は単調と思いアングルを工夫して
撮ったら、背後の木の傾きが異常になり苦笑しました。

藪の中のカザグルマは、園芸品種のクレマチスとは違った
野性種らしい趣を感じました。
おそらく以前はあたり一帯に自生していたのでしょうが、
開発が進んで絶滅寸前になりました。
数年ぶりにカザグルマの自生種が見られてラッキーでした。