
先日大船フラワーセンターに行ったとき、池に睡蓮(スイレン)が
咲いていました。
睡蓮は植物図鑑にはなく、羊草(ヒツジグサ)が出ていました。
羊草は日本の池沼に自生する水草で、植物園などで見るものは
園芸品種の睡蓮と呼ばれます。
羊草は羊の刻(午後2時)に花が開き、夕方にしぼみますが、
睡蓮は朝花が開いて夕方に閉じます。

クロード・モネが晩年パリ郊外のシヴェルニーの邸宅で
たくさんの睡蓮の絵を描き続けたことで知られています。
シヴェルニーの邸宅はいまは庭園になって公開されており、
数年前のフランス旅行のとき立ち寄ったことがあります。
庭園には太鼓橋があって、モネが日本風庭園を愛していたことが
わかりました。
残念だったことは、庭園の建物内にモネの睡蓮の絵がなく、
ルーブル美術館でも見られなかったことです。
大船フラワーセンターには観賞温室があり、いつでも室内で
睡蓮が見られるますが、池に咲いた睡蓮は趣があります。