ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭の帰化植物たち・ニワゼキショウ、ヒメヒオウギ、ヒルザキツキミソウ

2011年05月14日 | 日記


花の管理人は庭に生えた帰化植物を大切に扱います。
春先に庭の芝生や木の下に生えた小さな命を
大切にします。
ニワゼキショウ(庭石菖)は北アメリカ原産のアヤメ科の
帰化植物です。
庭に生えることからこの名があります。
花径1センチほどの小さなかわいい一日花です。
野原で見ることもありますが、庭では芝生の肥料を
吸収して元気に咲いています。



ヒメヒオウギ(姫緋扇)は南アフリカ原産ですが、
庭のいたるところに生えています。
花びらの下3枚に赤い斑があるのが特徴です。
芝生の隅の石のそばで咲くと小さいながらも存在感が
あります。



ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)は北アメリカ原産の
帰化植物です。
昨年庭に大繁茂しましたが、駆除しなかったため
今年も芝生にたくさん生えました。
同じアカバナ科の月見草は夜咲く花ですが、
ヒルザキツキミソウは昼間に咲き数日間咲き続けます。
昼間も咲き続けるということなのですね。

これだけ帰化植物を優待する庭は珍しいのではないでしょうか。

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公園に咲いていたアヤメ、オオデマリ

2011年05月14日 | 日記


庭にアヤメ(文目)が4本ほど咲いていますが、先日行った
相模原麻溝公園にはまとまって咲いていました。
以前、山の草原に生えるアヤメを見たことがありますが、
それがアヤメの本来の姿なのかも知れません。
そのアヤメの群生地は小諸の池の平湿原であることを
いま思い出しました。

アヤメは剣形の葉がきちんと並んで生える葉の様子から
文目の名がついたといわれます。

「いずれ文目か杜若(カキツバ)」という言葉があり、
同じ科で区別ができないことをいいます。
身近にカキツバタを見ることがないので、その言葉に
実感がありません。



それから公園のハンカチの木のそばにオオデマリ(大手毬)の
白い花が咲いていました。
確かに手毬(テマリ)のような雰囲気をもった花です。
丸い大きな花から公家が手毬を蹴っている姿を連想
しようとしましたが、イメージ先行で優雅さは感じませんでした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。