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香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

墨磨り機

2010年09月09日 12時33分25秒 | 書の学習
                          

先日の伝統文化こども教室の帰りに、書道用品店「キョー和」に寄って、
 
墨磨り機買っちゃいました。

墨磨り機は邪道の気がしていましたが、
「漢字の先生はみんな持ってるよ」という声をあちこちで聞くので、購入に踏み切った次第で・・・
というか、実は最近、手を抜いて墨汁を使うことが多くなっていたのです。
墨磨り機より、邪道じゃないか!と言われそうなので言い訳しますと、
墨汁でも良いものは筆を傷めず、薄め方によっては磨った墨と変わらない墨色が出るのです。
でも、そういう墨汁はかなり高価。
買える範囲の墨汁では、やはり伸びが悪く、気に入った墨色が作れません。
月に一度の講座では、墨色も講評の対象です。
いつも土壇場で慌てて作品作りに取り掛かるので、磨る時間が惜しまれてつい墨汁を使ってしまうと、
教室の壁に一斉に貼られた時に墨色の悪さが目立ち恥ずかしくなります。
そこで、今回はそうなるのを回避すべく買っちゃったわけです。

墨磨り機もやはり高価で、2万~4万円台。
その中に、キョー和オリジナル12,600円のを発見!

店員さんが寄ってきて、使い方などいろいろ教えてくれて、
人の手のように優しく磨れますよ!と薦められ、ついに決断。
さて、肝心の墨はどうしようと見ていたら、傷墨が箱なしで通常の半額!
どれにしようか迷っていたら、またさっきの店員さんが来て、
やはり高価な方が良い色が出るというので、その中で一番高い「天衣無縫」10丁に決めました!!

普段なら手が出せない代物ですが、「半額」ということばに弱いのです。
でもここで、問題が!
購入を決めた墨磨り機は、1丁~5丁用なのです。
そこで、店員さんが試しに「天衣無縫」10丁を取り付けてみたら、問題なし♪
厚みのある墨は無理だけど、これなら大丈夫と太鼓判がもらえました。

そして講座前日、洗濯する間に磨ってもらいました。

濃く磨って薄めて使うよう勧められ、40cc1時間半も磨っちゃいました。
(上の墨の写真は磨り終わった後に撮りました
部屋中、墨の良い香り♪
墨の心配なく書けました。


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