昨日は、1年8ヶ月ぶりに御前山(ごぜんやま)に行ってきました。
そして、山頂で山名を書いている折帖6冊目に突入です。
御前山は、過去4回行っていますが、1回目は奥多摩湖から境橋バス停に下り、2回目は奥多摩駅まで歩きました。3回目と4回目は奥多摩湖からピストン。今回もピストンにしました。
が、登山口からの急登は、今までで一番手こずり、かなりのスローペースになりました。怖かったし。
経由するサス沢山に着いたのは、出発してから約1時間後。
奥多摩湖が見渡せる展望台も整備されています。
御前山まで約20分手前の惣岳山山頂は、眺望がないですが、よく見ると木々の後ろにわずかに富士山が見えました。写真ではわからないと思いますが。
山頂手前の最後の急登には、残雪が氷った道もあってビビりましたが、登り切ったビューポイントからは、ばっちり富士山が見えました。
御前山山頂から富士山側は木々が邪魔をして眺望が悪いですが、逆側は伐採してあるので、奥多摩の山々がよく見えます。
ロープの向こう側には雪が残っていました。
そして、いよいよ下り。
ピストンなので、上りで手こずった急斜面を下りなければなりません。
途中、滑落多し!注意!の立て札も!あって、本当に怖かった〜!
以前は、こんなに怖くなかったと思うのですが・・・
下っている最中、ヘリコプターが吊ったオレンジ色の袋に、奥多摩湖から水をくみ上げているのが見えました。ニュースで見た青梅市沢井周辺の山林火災の消火活動のためだと気が付きました。朝からずっとヘリコプターの音がしていたし。すぐ頭の上を水を運ぶヘリが通って行った時は驚きました。シャッターチャンスだったけど、下りるのに必死で余裕がなかった・・・
残念と思いながら、ゆっくりゆっくり、慎重に時間をかけて、なんとか下山。長かった〜!
帰りのバスを待つ間、奥多摩湖畔から、今回も御前山を撮りました。
本日の歩行時間は、上り約2時間40分、下り約2時間半で、合計約5時間10分。
上りはコースタイム通りでしたが、下りはなんと45分遅れでした。
以前は疲れて歩くのが遅くなりましたが、最近はそれ以上に恐怖で遅くなっています。
滑ったらどうしよう、足を踏み外したらどうしよう、と落ちるのが心配で、怖くなると足が止まってしまい、一歩踏み出すのに時間がかかり、踏み出せても歩幅が狭くなってしまいます。
困ったものです。
私が行く山は、だいたい初級コースなのに。
向いていないのかな~と思いますが、不思議なことに、また行きたくなります。
今度行く山は怖いところがありませんように、と祈りながら。
青梅の火事は、夕方のニュースで鎮火したことがわかりました。
栃木の足利市で起こった山火事は5日経った現在も延焼が続いています。
早く鎮火しますように。