辻村深月さんの小説『噛みあわない会話と、ある過去について』は、人の心裏をあばく短編集。
初版限定のおまけ、著者直筆コメント入り特製しおり入りでした。
しおりの表と裏です。「心に響く一冊になれば光栄です。」という辻村深月さんの直筆入りです。
口は禍の元、嫌な思い出は心に住み着いてしまうこともある、収録された4つの短編は、世にも奇妙な物語を連想させる怖さを感じました。
小説の帯の『あなたの「過去」は大丈夫?』の問いかけに、大丈夫だろうかとそわそわしてしまいます。
噛みあわない会話と、ある過去について (講談社文庫) 辻村深月 講談社 |