◆ 日本のバロック

2004年11月25日 | diary
ブログで目○雅○苑のことを読み、何年か前に訪れたことを思い出した。
写真をみて興味を覚えてはいたが、実際にその空間を目の当たりにすると、今までに見たことのなかった異空間に当時はビックリした。
今でも特別公開されているのだろうか。
それに、巷(!?)では日光の東照宮や雅○苑などは「日本のバロック」と言われているらしい。
ど派手で、過度な装飾、色や形が劇的な印象を与えるところが、日本のバロックと言われる所以なのだろう。
雅○苑の有名な床柱の彫刻、格天井や壁面の装飾過度のこてこてのきらびやかさは、確かに、見るものを圧倒する強い力をもった芸術作品だと思う。
日本ではないような、かといって中国風にも似ているけれどちょっと違う。
「昭和の竜宮城」というらしいが、やはりそれが一番納得できる形容だ。
あの不思議空間は一回見たら忘れられない。
また行ってみたいと思うもの…。

 しかしバロックというと古い話だが、建築家の黒川紀章が女優の若尾文子に「あなたはバロックのような人だ」と、プロポーズした話を思い出す。
その詳細は覚えていないけれど、黒川はバロックのどういうところを形容したのだろうか。
ヴェルサイユ宮殿のような華麗さ?
 わたしは建築家だからって建築物ではなく、バロック芸術の代表ともいえるわたしの好きなルーベンス描くところの女性像を引用したのだと思うが…。
例えば「ウェディングドレスのエレーヌ・フールマン」か「ブリジーダ・スピノーラ・ドーリア候爵夫人」かな。
まぁ、どうでもいいわ。
 また機会があったら目○雅○苑、誰かを誘って行ってみよう。
コメント
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