時々、わたしの人生、もうこの辺でいいかなと思うときがある。それは不幸なときではなく、満ち足りている日々(滅多に無いが)にこそ、そう思う。幸福の中で迎える死。これには勿論、痛い苦しいは含まれない。
そんな時に、わたしの脳裏を掠める映画がある。
すっご~い昔に、テレビで観た70年代の映画「ソイレントグリーン」。
かつての大スターC.ヘストンが主演し、細かいストーリーは忘れてしまったが、今の世界の課題に通じるSF映画だった。
環境破壊、人口の増加による食糧難などで人類が絶滅に瀕し、安楽死を希望する人が訪れる施設があった。
多分、今見れば馬鹿馬鹿しくて笑っちゃうB級映画なのだろうが、わたしはそのシーンだけは妙に鮮明に覚えている。その安楽死施設で(実はそこで亡くなった人はソイレント社製の緑色の食料の原料となり、人類の食料になるのだ。きぁ~~)
そこでの安楽死とは、美しい音楽(ベートーベンの田園)を聴きながら、かつての地球の美しい自然をみながら薬物によって意識が遠のいていく。
それ以降、「田園」を聴くと、映画のこのシーンと本当に美しい地球の自然を思い出す。
現代だったら、美しい景色をスクリーンではなく、ヴァーチャルリアリティーの自然に入り込んで体感するのだろう。
そんな風なあの世への昇華もいいかな、と時々思う。どうせ死亡率100パーセントなのだから・・・。
身近に病人がいたり、季節柄亡くなる人が多いと、このように死を考える機会が増えてくる。
京都議定書が発効された。しかし、すでに何十年も前の映画が描いた世界に、実際に近づいているのだろう。美しい地球(取り敢えずは美しいと信じたい)をいつまで保てるのだろうか。
批准しない合衆国は、絶滅しつつある動物などの保護などには熱心で優しいが、未来の人間にはどうなのだろう。
それもそうだが、ソイレント社のグリーンの食べ物、想像するのもおそろしい。
そんな時に、わたしの脳裏を掠める映画がある。
すっご~い昔に、テレビで観た70年代の映画「ソイレントグリーン」。
かつての大スターC.ヘストンが主演し、細かいストーリーは忘れてしまったが、今の世界の課題に通じるSF映画だった。
環境破壊、人口の増加による食糧難などで人類が絶滅に瀕し、安楽死を希望する人が訪れる施設があった。
多分、今見れば馬鹿馬鹿しくて笑っちゃうB級映画なのだろうが、わたしはそのシーンだけは妙に鮮明に覚えている。その安楽死施設で(実はそこで亡くなった人はソイレント社製の緑色の食料の原料となり、人類の食料になるのだ。きぁ~~)
そこでの安楽死とは、美しい音楽(ベートーベンの田園)を聴きながら、かつての地球の美しい自然をみながら薬物によって意識が遠のいていく。
それ以降、「田園」を聴くと、映画のこのシーンと本当に美しい地球の自然を思い出す。
現代だったら、美しい景色をスクリーンではなく、ヴァーチャルリアリティーの自然に入り込んで体感するのだろう。
そんな風なあの世への昇華もいいかな、と時々思う。どうせ死亡率100パーセントなのだから・・・。
身近に病人がいたり、季節柄亡くなる人が多いと、このように死を考える機会が増えてくる。
京都議定書が発効された。しかし、すでに何十年も前の映画が描いた世界に、実際に近づいているのだろう。美しい地球(取り敢えずは美しいと信じたい)をいつまで保てるのだろうか。
批准しない合衆国は、絶滅しつつある動物などの保護などには熱心で優しいが、未来の人間にはどうなのだろう。
それもそうだが、ソイレント社のグリーンの食べ物、想像するのもおそろしい。