朝、目覚めて窓を開ける。
久しぶりの爽やかな朝
射抜かれそうに輝く朝陽、
今日は、いつもとは違う特別な日になりそうな予感…
とはいえ…そんな素晴らしい朝が訪れる事は、ほとんど無く(笑)
無いからこそ、目覚めた時に、今日は特別な良き日になるに違いないと希望的観測で思うようにしている。
その上今日は、親友の手術の日なのだ。
彼女の杖を目にすることは、少し哀しかった。
そして最近、切ないことが重なってもいた。
いつも元気で病気知らずだった人に癌がみつかり、暮の押し迫った31日にあっという間に逝ってしまった。
同居をしていた人を失い、ひとり暮らしになってしまったもうひとりの親友とレッスンの後に会えれば…と朝に電話をすれば、1月からS病院の心療内科に通っているのと力無い声。
私にとっては複雑な日だった。
特別なよき日になりそうにもなかった。
特別ではないけれど、強いていつもと違う事といえば
冬の寒いホームで、中年の男性がアイスクリームの自動販売機でチョコのアイスバーを買って食べている。
電車に乗れば、目の前に座っているこれまた中年の男性が、鞄の中をごそごそかき回し、取り出したのはチョコバー。
チョコバーをなんと2本も平らげた。
男性が、甘い物にそれほど御執心な光景を見たのは初めてだった。
糖尿病なのかしらとも思ってしまう。
日本橋の三越に行けば、エレベーターの中にエレベーターガールが。
未だにその仕事というものが存在していた事に、驚き。
でも特別な部類の事でもない。
三越での友人の彫金展は素晴らしく、創造することへの刺激をいただいた。
夜になってから、手術が無事に終わり、今度は杖を手放せそうと親友のお姉さまから電話が入った。
やはり今日は、私にとって間違うかたなく特別な良き日だったのかもしれない。
久しぶりの爽やかな朝
射抜かれそうに輝く朝陽、
今日は、いつもとは違う特別な日になりそうな予感…
とはいえ…そんな素晴らしい朝が訪れる事は、ほとんど無く(笑)
無いからこそ、目覚めた時に、今日は特別な良き日になるに違いないと希望的観測で思うようにしている。
その上今日は、親友の手術の日なのだ。
彼女の杖を目にすることは、少し哀しかった。
そして最近、切ないことが重なってもいた。
いつも元気で病気知らずだった人に癌がみつかり、暮の押し迫った31日にあっという間に逝ってしまった。
同居をしていた人を失い、ひとり暮らしになってしまったもうひとりの親友とレッスンの後に会えれば…と朝に電話をすれば、1月からS病院の心療内科に通っているのと力無い声。
私にとっては複雑な日だった。
特別なよき日になりそうにもなかった。
特別ではないけれど、強いていつもと違う事といえば
冬の寒いホームで、中年の男性がアイスクリームの自動販売機でチョコのアイスバーを買って食べている。
電車に乗れば、目の前に座っているこれまた中年の男性が、鞄の中をごそごそかき回し、取り出したのはチョコバー。
チョコバーをなんと2本も平らげた。
男性が、甘い物にそれほど御執心な光景を見たのは初めてだった。
糖尿病なのかしらとも思ってしまう。
日本橋の三越に行けば、エレベーターの中にエレベーターガールが。
未だにその仕事というものが存在していた事に、驚き。
でも特別な部類の事でもない。
三越での友人の彫金展は素晴らしく、創造することへの刺激をいただいた。
夜になってから、手術が無事に終わり、今度は杖を手放せそうと親友のお姉さまから電話が入った。
やはり今日は、私にとって間違うかたなく特別な良き日だったのかもしれない。