物忘れ

2010年11月23日 | diary
母の物忘れに振り回される。
それも年齢相応だとは分かっている。
けれど、同じことを何度も訊かれると、だんだん私の気持ちと言葉に棘が生えていく。
そして、そんな自分に自己嫌悪。

気持ちに余裕がある時は、私も優しく対応できるけれど…
老いた母を理解していても、私の気持ちがどうしようもないときだってあるのだ。

そんな私に、友人たちは義理の関係だったらそれほど悩まないけれど、自分の親だからこそ辛いのよ、慰めて下さるけれど。
経験者に聞けば、言葉で伝えてもすぐ忘れてしまうので、大事な事は紙に書いて目立つところに貼ってみたり、いつも使っている手帳やノートに自ら書いてもらったりしているらしい。
私も、いろいろ工夫をしたけれど、どれも効果はあまり期待出来ない。
紙に書き付けて貼っても、本人が読まなければ…

結局、相手を変えることはできないので、あるがままを受け入れるしかないのかも。

ただ、母は元気だし、自分のためにデイケアをもう1日増やすことなどに前向きになってくれたのが嬉しい。

私と一緒の生活になったことで私に依存し、自ら考えなくても済んでしまう生活になったのも物忘れが加速した原因なのかも。
気に入らないお嫁さんと同居している母の親友は、嫁御に対抗しているのでいつお会いしても元気。
ただお嫁さんの愚痴には閉口するけれど。

今のところ、私が出かける時に母に留守番を頼むと、緊張感がうまれるのかしっかりするので、私も出来るだけせっせと外出するようにしている。

けれど、それも又疲れる(苦笑)
コメント
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