週末から、体調を崩してしまった。
多分,夏風邪かも。
喉が痛くなり、咳も少々出始めた。
それに昨日は、墓参や親戚を回ったりして、軽い熱中症になり更に調子が崩れた。
医療機関がどこも休みの時に限って、誰かの具合が悪くなるのは我が家の常。
それが、今回は私。
ところが市内に、正月以外は無休という有り難~いクリニックがあるので、そこで診察を受けることにした。
医師も看護師さんたちも、優しくて好感がもてるのだ。
やはり風邪と言われ、私のバテ具合を診て、点滴を勧められた。
元気になれるなら、ナンデモ~。
点滴室のベッドで点滴を受けていると、最初はそれほど感じなかったのだが、だんだん部屋が暑くなってきた。
看護師さんが、時々点滴の様子を見に来て
「ここ暑いでしょ」と、看護師Aさん。
「病気でいらしているのに、この部屋暑くて申し訳ないわ…大丈夫かしら」と、看護師Bさん。
「ここの室温が高くて具合の悪い患者さんに気の毒です、と何度も院長に訴えているのよ。でも震災以降、設定温度が高くなって」と、看護師Cさん。
特に私の寝ていた場所は、エアコンから離れているので本当に暑い。
話の様子だと院長は冷え性なので、あまり暑さを感じないらしい。
待合室はエアコンは効いていたが、確かに診察室は涼しく無かった。
とうとう、看護師A、Cさんが団扇を持ってきて、2人で横たわる私を扇ぎだした。
Aさん「先日院長に、ここは暑いので、私は汗が噴出しちゃいますと言ったら、院長ったら更年期じゃないかって」
Cさん「それって、セクハラ、パワハラ?」
院長への陰の抗議は続く。
そこへ、Bさんがアイスノンを持ってきて、私の首にあててくれた。
気持ちいい~~。
しかし、良く聞いていると、院長も看護師もそれなりに仲が良さそうな雰囲気もあり…。
点滴が終わり、院長が顔を出したので
「この部屋は暑かったです。でも看護師さんが気を利かせてアイスノンを持ってきてくださったので助かりました」と、私はチクリ。
看護師Bさんは、わたしに向かってにっこり。
私はそこでは初診だというのに、他人の職場の悩みを聞かされたひと時だった。
確かに、涼しくは無かった。
クリニックで節電はね…。