この1週間に、映画を2本も観てしまった。
映画好きだし。
まだ私にとって空白の時間を作ってしまうと、悲しいこと、辛かったことなどが頭の中を駆け巡り、気持ちが落ち込んでしまうのだ。
これも、逃避なのかも。
1本は「ミッション:インポッシブル」
「ミッション:インポッシブル」はこのシリーズの中で、一番楽しめた。
本来のスパイ映画らしい作品だった。
そして、私の好きなミニシアターの文芸作品「サラの鍵」
「サラの鍵」は、フランスでのユダヤ人一斉検挙を発端に、収容所から弟を助けるために逃げる少女と、時代を超え不思議な縁でつながっていく女性ジャーナリストの物語。
ナチ占領下のパリで、フランス警察がユダヤ人迫害に加担した事実を調べるうちに、自分の人生と少女の生き様が2つの時代を繋げて、徐々に悲しい真実が浮き上がっていくミステリアスでもある作品だった。
重い内容だったけれど、それぞれが再生していく姿に安堵感をも覚えた。