過去の阪神淡路大震災も、未だに忘れることの出来ない大きな災害だったけれど、今回の東北地方太平洋沖地震は、それより更なる被害状況が徐々に見えてくるのが恐ろしい。
地震だけでなく津波も、そしてそこにある危機はやはり福島原発のこと。
それに対する識者のコメントは「発表を信じるのなら」「それが本当のことなら」そんな前置きで始まり、つまり誰もが政府発表などの見解を、全面的には信じてはいないようだ。
我が家の近くに、原子力研究所がある。
そこが放射能物質で水質も土壌も汚染されていることがわかり、何年も前から土壌の回収が行われ、高い塀の中で未だに作業は続いている様子。
目に見えないだけに、放射能には神経質になってしまう。
そして、なんと190人が被爆の可能性があるらしい。
ラジオを聴いていたら、100キロ圏内でも放射能の危険が無いとは言えないと言っていた。
この場合は、マスクをするだけでも大丈夫みたいだけれど。
福島にいる息子のことを覚えていて、電話やメールで心配をして下さるのは有難かった。
昨夜は友人から、妙なチェーンメールが回って来た。
こういうメールはどう読んでも怪しげなので、私のところで止めておいたが
しかし、どういう目的なのか、ひどくわざとらしい文章なのだ。
後で、友人からは誤りのメールが送られてきたけれど。
私が地震に遭遇したショッピングモールに買物に行くと、いくつかの店舗や映画館は日曜の今日も休みだった。
ところが、長い列ができている店舗が。
ゴディバだった。
そうか、ホワイトデーだからなのね。
多分、並んでいる男性たちも、こんな時に…と後ろめたい気持ちを抱えつつ、並んでいるのかも(笑)
地震に近い地域ならいざしらず、カップ麺やインスタント系の食品はすべて売り切れ。
パン売り場もカスカスなのには驚いた。
被災地では、所在が分からない人が1万人もいて、街も壊滅的状態。
今、私たちには何ができるのだろうか。