「花蝶」で食事を終え、さてどこへ…
近くの岩手のアンテナショップへ寄ったり、
そして、歩いてすぐの浜離宮恩賜庭園へ行くことになった。
最後に浜離宮に来たのが１５年前くらいだったろうか。
今浜離宮では、菜の花が満開らしい。
確かに今が盛りだった。
どちらかというと、田舎の景色が似合う菜の花のバックが、高層ビルというのもなかなかの見応え。
帰りは以前に来た時と同じように浜離宮の船着場から、隅田川をクルーズして浅草へ。
今は都内で外国の観光客を良く見かけるけれど、船の中もほとんどが外国の方ばかりだった。
円高で日本観光はどうなのかしらと思いつつ…
世界一になったスカイツリーを眺め
隅田川にたくさん橋があったことにも今更ながら驚き。
雷門で、好きな「松風」をお土産に買い、こうして今年の私の誕生日は無事に過ぎた。
この一週間は、私のバースデーウィークだった。
２月末が私の誕生日。
めでたくもあり、めでたくも……ない。
とはいえ、友人たちにいつもの如く（結局、集まるきっかけ）お祝いをしていただいた。
今回のちょっとしたプレゼントは、ネイルケアのセット。
感動したのは、去年あたりから、やっと本来の元気を取り戻した親友の１人から、当日にお誕生日おめでとうメールが届き、私の誕生日をまだ覚えていてくれたことに驚きだった。
シメは、姉からの銀座でのご馳走プレゼント。
ちょっと変わったお店に連れて行ってくれるとは聞いていたが。
そこは、かつては政財界の奥座敷、新橋一の名料亭「花蝶」が今や料亭スタイルのレストランに形をかえたお店だそう。
ランチだったのだけれど、夜には歌舞伎座や演舞場が近いので、役者さんたちが見られるそうだ。
確かにかつての料亭の雰囲気を残す、ノスタルジックなバーラウンジや、坪庭付き個室などをついでにちょっと覗かせて頂いた。
姪がちょうど演舞場に来ているというので、呼び出したけれど時間が合わなくて残念。和洋折衷のフルコース美味しかったです。
好きですね、和と洋の混在は。
この料亭レストランは、近くで生まれた宮元亜門のプロデュースだとか。
地下のメインダイニングはかつて料亭だったとは思えず、障壁に余すところ無く描かれた駝鳥の日本画がなんともいえない空間を演出して、確かにこういうインテリアや変わった雰囲気のレストランは初めてだった。
今度は友人を誘ってみましょう。
そんな感じで、私はまた年を重ねた。
あ～～あ。
