藤堂志津子の「隣室のモーツアルト」読んだ。表題の隣室のモーツアルトを含む5つのストーリーからなる短編小説。1つのストーリーが70ページぐらいで、気楽に読める作品。この人の作品は何冊も読んでいるが、この作品は比較的、最近の作品のようだ。と言っても2009年から2010年にかけて書かれた作品。
この人の作品は40代、50代女性を主人公にした作品が多いが、この短編小説も例外ではない。これまでの人生の中で微妙に残る後悔、これからの人生に対する不安etc。中年の女性心理を描かせたたらピカ一の女流作家。表題になっているだけあって隣室のモーツアルトのインパクトが強い!人は誰しも老いて、いつかは死ぬ。
昨日は仕事仲間と久しぶりに飲み会。場所は中目黒。詳細は後日、記録しよう。金曜日の夜からディスカバ-・ジャパン第14弾!
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