藤岡陽子の「波風」読んだ。この人の作品は何冊か読んだことがあり、どの作品も高評価、好印象だったので読んでみた次第。
表題の波風を含む7つのストーリーから成る短編小説。どのストーリーも良い話だ。台湾旅行に持参。行き帰りの機内中心に旅行中にあっさりと完読。
この作家のキャリアがユニークだ。同志社大学を卒業後、報知新聞社に勤務。その後、アフリカの大学に留学。帰国後、医療関係の専門学校で学んでいる。波風でも医療機関を舞台にしたストーリーが多いが、キャリアから納得。
4番目のストーリーの「テンの手」は主人公が実在するプロ野球球団、日ハムファイターズにドラフト9位で入団するストーリー。もちろんフィクションではあるが、実在する球団が小説に登場するのは珍しい。別の作品でもプロ野球が取り上げられることもあるが、読売ジャイアンツの機関誌とも言われる報知スポーツを出している報知新聞社に勤めていた経験があり、野球に対する知識、人脈はかなりあると思う。
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この人の別の作品も再読してみたくなった。
昨日は午前中〜昼過ぎまで、台北市内をぶらぶら。夕方の便で台北を発ち帰国。帰宅したのは11時。台湾B級グルメ、台湾スイーツなど台湾の話はボチボチと記録していこう。
また今日から早朝から夕方まで仕事のルーティンな日々。4日連続、ホテルバイキングの朝食だったせいか、旅行前から3キロ増で帰国。まずは体重を元に戻さねば・・・。
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