こちらは引き続き快晴の空となりました。
本当に爽やかな陽気になっています。五月晴れ。
昨日辺りから、蝶も姿を見せるようになって来ました。
まだまだ長居はしてくれませんが・・。
そして、今朝も鶯(ウグイス)の鳴き声で目覚めました。
少々、惰眠を貪っていて・・慌てて飛び起きたという訳です。
しかも、ごく近くで鳴いたような気がして・・。
姿を求めて庭に出てみましたが、そこにじっとしている筈もありませんね。
でも、この鶯・・今年は、やけに身近に感じます。
だんだん山に住みにくくなったのでしょうか。だとしましたら、それはそれで心配ですね。
さて、私の大好きな青い花が癒やし、安らぎの色とするならば、
今日の黄色の花は幸せ色、元気を貰える色ではないでしょうか。
敢えて自分から求めたつもりはないのですが、頂いたり、
勝手に種が飛んで来てくれたり・・。
折角、この地が気に入って根付いてくれたのですから、
邪険になど出来ません。
おまけに黄色の花は、丈夫ですものね。
あやかりたいものです。それは、やっぱり幸せの花!
そうそう、黄色と言えば、「ミモザ」 の花。
「リラ」、「さんざし」 と並んで私の憧れの花です。
ミモザという名前も優雅ですし、何と言っても南仏を連想させますし・・。
南仏と言えば、ピカソやマチス、ボナールですが、彼らではなくても、
こんなお花を見ながら・・あるいは、お花の下で絵筆を握る・・と、
いうのも、これ又素敵です。
私なんかの下手な絵にも魔法がかかりそうですものね。
とは言っても、そんな事は夢のまた夢ですが・・。
今日は、「鶯」 を扱ったゲーテの詩がありましたので、それを紹介致します。
思えば、本当にそうですね。鶯は、いつも同じ歌を歌っています。
うぐいすは久しく姿を見せなかったが、
巡る春に誘われてまたやって来る。
なんにも新しい歌は覚えて来ないで、
古いなじみの歌ばかり歌っている。
【~「西東詩編」からとその後】 ゲーテ╱高橋 健二訳