【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

君の名は

2009-05-20 17:01:18 | リラのお気楽ユメ日記


     今日は、カラッとして本当に
    爽やかな朝を迎えました。

     やはり朝の気温は低め。
    小鳥は歌い、蝶は舞い・・。
    それは、さながら高原の趣です。
   
     尤も時間の経過と共に気温は、
    ぐんぐん上がって来ましたが・・。

     ところで、冒頭の写真の黄色い花。
    春浅いうちから我家の庭のあちこちに咲いていて、
    “繊細で可憐な花だな・・”~なんて、いつも思っていたものです。

   そう言えば・・えてして野の花は、ほとんどそうですね。勿論、名前は知りません。
  それでも、ひと頃は遮二無二(しゃにむに)名前を調べたものですが、
  最近は、そのままにしています。それと言いますのも・・。

   「どうしてこんな優しい羽根のようなものに、
  象の耳なんてそんないかめしい名前が
  付いているんでしょうね?」 と、プリシラが聞いた。
   アンは、「最初、名前を付けた人が、
  全然想像力がなかったのか、又は、あり過ぎたのか、
  どちらかよ。・・・」
                 【「アンの青春」 第13章】

     この記述も何度使用したのか分からない程、多用しているのですが、
    折角知っても、がっかりする事が多いのです。それならと・・。

     とは言っても心のどこかでは、いつも疑問符が渦巻いて・・。
    なかなかスッキリとは行きません。

     そんな中、前述の花の名前を偶然知りました。「オニタビラコ」。
    植物学上の表記は、カタカナ表記なのだそうですね。
    
     でも、これでは何のイメージも湧きません。日本語って素敵ですね。
    漢字がありますもの。「鬼田平子」。

     途端に意味のあるものに変身するから不思議です。
    何だか人名のようですね。でも、「オニタ・ビラコ」ではなく、「オニ・タビラコ」 です。

     田平子(仏の座)より大きくなるので、頭に鬼を付け加えたようです。
    でも、どうして 「鬼」 なのでしょうね。やはり、アンの言葉通りなのでしょう。

      その「鬼田平子」 と寄り添っているドクダミは、リラ版 「白十字の天使」。
     ドクダミが、別名 「十薬(ジュウヤク)」 と言われているように様々な薬効がある事や、
     白衣の天使と病院の緑十字、ドクダミの白い花びらをかけて、名付けました。

    我ながら、このネーミングは気に入っています。
   今年は、春が思ったより寒かったせいか・・開花が遅れています。
   我家にとっては、大切な大切な 「白十字の天使」 なのです。