【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

この日この香り、この揺らめき

2009-05-22 18:01:28 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編

     起床時、雨は降っておらず、アレッ!? なんて思ったものです。
    その後、パ~ッと降ったかと思えば、太陽が・・。

     かと思うと又、雨、やみ・・。
    何と目まぐるしく変わるお天気なのでしょう。

     気温も昨日は、ブラウスでは暑いくらいでしたのに、
    今日は、その上からもう1枚カーディーガンを引っ掛けるる始末。
    何とも上下降の激しい、この所の気候です。

     それにしても、折からの新型肺炎騒動で、
    ほとんど外出しなくなりました。
     
     偶々、4月から生協の個人宅配を頼むようになった事もあり、
    全く外出しなくても済んでいるという訳です。
    今では、すっかり引きこもり状態です。



     さて、こんな日はやっぱり蝋燭の灯りですね。
    しかしながら、こんな季節になるまで、こんな風に・・
    蝋燭を引っ張る事になるなんて、思ってもみませんでした。

     でも視覚的には、やはり青い色の物の方が良いですね。
    という訳で・・ペパーミントの香りを用意しました。

     そして気分的にも、シャキッとなりたいので、
    今日は、ローズマリーのアロマオイルを・・。
    舞台は整いました。『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 のオープンです。

   カップは、今日こそ新緑を
  イメージして、こんな色のものに。

   偶然にも受け皿は、
  葉っぱの形になりました。

   生憎、どこの焼物か失念。
  柔らかいラインに素材感を
  活かした器になっています。

   そうそう今日は、キーツの詩を
  ご紹介致します。そのキーツとは・・。
 
   “・・・キーツ は、あまりにも美に満ちている。
  彼の詩を読んでいると、
  まるで薔薇の中で息詰まるような気がして、
  冷たい空気を吸いたくなったり、
  山の頂の厳しさを恋しく思ったりする。”

                                       【「エミリーはのぼる」 第19章】





 
  では、エミリーが、“あまりにも美に満ちている” という、キーツの詩をどうぞ!

          空想は 夏の季節のよろこびを
       ごっそりと運んで来る。
       露の芝草、灌木かんぼくの小枝から
       五月のあらゆる花の蕾や 釣鐘草を。
       静かに こっそりと忍びながら
       積み上げられた 秋のすべての豊穣を。
       空想はこれらの愉しみを ひとつのカップの中に
       三色の葡萄酒のように 混ぜ合わせ
       おまえは それを ぐっと飲み干す。またおまえは、
       遠くから獲り入れの唄を 手に取るように聞くだろう
       刈り取られた麦の さらさら鳴る音、
       楽しい小鳥たちが 朝の唄を歌うのを。
       ちょうどその時――耳を傾けるのだ――
       それは 四月初めの揚げ雲雀ひばり
       また枝くずや 麦わらをあさって
       せわしく鳴く 深山烏みやまがらすだ。
       おまえは一目で 雛菊や
       金盞花きんせんかに気づくであろう
       白い羽根飾りのある百合と、また垣根に
       初めて咲いた桜草を。
       萎れたヒアシンス、いつも
       五月半ばの青玉色の女王花を。
       すべての木の花や 花々が
       同じ季節の雨を浴びて 真珠の玉で飾られるのを。

    
    明日(23日)、明後日(24日)は、
    ブログ、更新出来ないかも知れません。
    (出来るだけするつもりですが)
    どうぞ、よろしくお願い致します。