【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

「ただ一つの恋」 の花

2009-05-08 19:27:07 | 香る庭の花綴り

「立犬のフグリ(タチイヌノフグリ)」

     雨こそ降っていませんが、
    いつ降り出してもおかしくない空で明けました。

     午前中は、ずっとそんな空でしたが、
    午後になって、やっと青空も・・。

     肌寒さも相変わらず。
    従って今日も、アロマの香りの中にいます。

     快い香りと蝋燭の揺らめき、両方楽しめますものね。
    これが、もう少し暖かくなりますと、もう火など見たくもなくなって来ますから、
    今が楽しめる最後かも知れません。

   “・・・<緑の河> の上流にある蝦夷えぞ松の原に
  さんざし を摘みに行った。
  私達は さんざし で籠を一杯にし、
  周りを取り巻く小さな樅の木の親しみ深いつぶやきを聞きながら
  原を彷徨さまよい、素晴らしいひと時を過ごした。
   誰かがいちごについて言った事を私は さんざし について言いたい。
  「神はもっと美しい花を作る事が出来たのに、作らなかった。」”

                                       【「エミリーはのぼる」 第11章】

   さて、先日も記しましたように、
  私の憧れの木(花)は、リラ、ミモザ、
  そして ↑ の 「さんざし」 です。

   『アンの世界』 では、
  このさんざしが、それこそ、
  頻繁に登場して来ます。
  
   それは、アンならず、
  エミリーも例外ではありません。

   勿論、私などは想像を逞しくし、
  気になってならない花なのですが、
  未だかつてお目にかかった事など
  ありません。

   でも、『日本の中のアンの世界』、
  北海道にお住まいの
  【きたあかりさん】
は、
  いつだってご覧になる事が、出来るのですから、羨ましい限りです。

   それにしましても・・。
  どんなに目を凝らしても、我庭のリラの木は、
  葉っぱばかりで花芽らしき影も形もありません。

   でも、その代わりに薔薇がにっこり。今度は間に合いました。
  今日の薔薇も雨に濡れていましたが、微笑んでくれました。

   早速、切り取らせて頂きました。
  アッ! 声掛けを・・うっかりしてしまいました。どうしましょう!? 

   そして、こちらは一昨日の薔薇。
  こちらも、あれからすぐ
  切り取らせて頂きました。

   そうそう、前述の 「さんざし」。
  やはりバラ科の花なのだそうですね。

   美しくて香りも良い・・。
  アン エミリー が、あれだけ
  好きなのも分かる気がします。

   極めつけは花言葉。
  「ただ一つの恋」
  何とロマンティックなのでしょう。