【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の憂い

2009-05-06 15:39:35 | リラのお気楽ユメ日記


   昨日の夕方から降り出した雨は、
  朝には上がっていました。

   朝早くには、太陽も顔を覗かせて
  いましたが、今は真珠色の空です。

   気温も思ったより低く、薄手の
  ワンピース姿でしたので、慌てて
  カーディーガンを引っ掛ける始末。
  今日の、いでたちとしましては・・。

   ベージュの小花柄のワンピースに、
  赤い絹のカーデイーガン。

   このワンピースは、
  スカートが段々になっていて結構、
  ボリュームがあるのです。

   外出時は割とシンプルなものを着る
  ようになりましたので、つい最近、
  これは普段着に格下げとなりました。

   でも、友達には言われてしまったものです。
  「お掃除の時など、困るでしょう・・・」

   そう・・そうなんです。
  でもそこは、ちょっとスカートの襞(ひだ)をつまんで、優雅に・・。~なんて。

 でも、『アンの世界』 では、あの マリラ だって、もっともっと裾の広がった、
大きなスカートを履いて、家事にいそしんでいるのですものね。
野良仕事だってしています。

     アラッ・・? 話が大きく逸(そ)れてしまいました。
    リラの木に心を奪われ、道端の野の花に夢中になって
    いるうちに、今、庭の薔薇が次々と開花しています。
    右上のアイボリーの薔薇は、何とか間に合いました。
    
     冒頭の写真の、紅葉と共生? している、この紅い薔薇。
    つい先日は蕾でしたのに、直径15㎝はあろうかという、
    大きな花になっていて、びっくり。

     しかも今朝は、その頬が雨に濡れています。
    それが涙に濡れているようにも見え・・。
    この所の暗いニュースに薔薇も涙を・・? ふと、そんな風に思ってしまったものです。 

   私は、その時々の薔薇の姿に、これまで随分癒やされ、助けられても来ましたが、
  ある意味、自分の心を反映しているのかも知れませんね。

   それにしても、こんなに大きな薔薇なのに、
  笑っているように見えないなんて、何だか悲しいです。

   薔薇は、これまで・・いつだって笑っていましたのに・・。
  でも、薔薇の事ですから、涙さえも、 「薔薇色の涙」 なんでしょうね。きっと。

   “・・・ある意味では人生は破れ糸や屑ばかりかも知れない。
  全ては変わり過ぎ去る。
  例えば、それにしても、
  三色すみれ夕陽の雲 はやはり美しい。”

                                 【「エミリーの求めるもの」 第7章2.】

   美しいもの。もう一つ、薔薇 も、加わりますね。
  そして新型肺炎。こればかりは早く過ぎ去って欲しいものです。