【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

花が謳う時

2009-05-09 16:23:26 | 香る庭の花綴り


     ここ2、3日の不安定な天気が嘘のように、
    雲一つない快晴となりました。爽やかな五月晴れです。

     ただ気温は、朝こそ低かったものの、時間の経過と共に上昇。
    こんな日は、つい朝から庭に出て・・。

     最近では、極力朝一番にお化粧するようになりましたが、
    それでも昨日なんか、自分の手を見てしみじみ。
    “黒くなったな・・” ~なんて。手カバーも忘れてはいけませんね。

     小さな庭も、去年以上に花盛りの気がします。
    去年の秋、「騙(だま)されたと思って使ってみて・・」 と、
    土饅頭? のような物(肥料)を近くの農家の方に分けて頂きましたが、
    そのお陰もあるのかも知れません。

   “・・・スーザン、
  金蓮花きんれんかがやっぱりこの隅に生えかかっているわ。
  もう駄目かと諦めたところへ急に芽を出してくるなんて
  面白いわね。・・・”
                    【「炉辺荘のアン」 第14章】



     アンの言うように、突然・・と言えば、
    冒頭の写真の花もそうです。こんな事って、あるのですね。
    
     名前も知らない、(聞いたのに忘れてしまいました)
    どんな花とも分からない・・その存在すら、忘れるともなく忘れていて・・。

     何とも頼りない話ですが、それがある日突然、芽吹いて来て、
    思わぬ喜びを与えてくれる・・。お花って、こういう喜びがありますね。

      「裏のポーチの周りにぐるっと 金魚草 が、
    いっぱい咲いてるよ。
    それに駒鳥が、ひとつがい台所の窓の敷居の所に、
    巣を作り始めているよ。いいね、母さん? 
    窓を開けてびっくりさせたりしないね?」
      
                                         【炉辺荘のアン」 第23章】

 ~とは、アンの子供 ウォルター の言葉。
我家の金魚草も初めは白と黄色と赤が少しだったのですが、いつの間にか・・
種が落ち、勝手に交配して、写真のようなピンクがかった金魚草にも・・。

 そして、ピンクのオキザリスが遠慮そうに咲き、塔花も凄い勢いで増えています。
そうそう、「白十字の天使」 こと、どくだみもその勢力を伸ばして来ました。
その白い可愛い花を咲かせるのも、もうすぐですね。