【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

青の静寂、白の微笑

2009-05-30 19:58:58 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   曇りの予報が意外に、
  晴れた空になりました。

   この所、肌寒かったものですが、
  ここに来て、やっと本来の気候・・
  とでも言うのでしょうか・・。

   そして今日こそ、雨の心配はなさそう・・
  なんて、思ったものですが、
  午後4時半頃から、パラパラ・・。

   おまけに雷まで。
  PC が開けず、往生しました。

   昼間は蒸し暑さも感じましたが、
  夕立ちのお陰ですね。
  
   それは、なくなりました。
  ただ雷は今もゴロゴロ鳴っています。

   5月も、今日を残して明日だけ・・。
  昨日も記しましたが、今年の春は、(特に5月)新型肺炎の印象ばかりが強くて、
  春を謳歌? しなかったような気がします。
  ちょっとだけ 『アンの世界』 の5月の描写で、気分直しと致しましょう。

   “・・・ 5月の日々 は、毎日美しく過ぎて行き、
  フォア・ウィンズの海岸は緑色になり、花開き、紫色になった。・・・”

                                       【「アンの夢の家」 第31章】

   さて、そんな中、庭のドクダミが、
  いよいよ自分達の出番とばかり、白い十字の花を開きつつあります。
  まだまだ満開ではありませんが・・。

   白十字の白い花びらは、本当は花びらではなく、
  苞(ほう)だと言われますが、そんな事は別にどうだっていいですね。

   ドクダミは、日陰に咲くというイメージが強いからかも知れませんが、
  ひっそりとした美しさには、目を見張るばかりです。

   そのドクダミを摘んで来て、砥部焼の花瓶に挿しました。
  そう言えば、昨年もそうだったような・・。(昨年は、【こちら】



      今日も、風がそよそよと吹いています。
    先程までお向かいのお子さんのお誕生会だったようで、
    その賑やかな声が、こちらにも聞こえていました。

     そろそろ私だけの東屋(あずまや)に移動するとしましょうか。
    一向に捗(はかど)っていない、アガサ・クリスティーでも携えて・・。
    
     という事で、およそ1週間振りに、
    『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致します。

    カップは、ブルーローズ柄で。
   ブランドは、何とも面白い・・?
   「ロイヤル・マイセン」 です。

    この英語とドイツ語が一緒に
   なった、昭和レトロたっぷりの
   カップ、わりと気に入っています。

    幸い? 昨日のクッキーも、
   包装紙からして、レトロ。
   丁度、いいのでは・・~なんて。
   ミス・マープルも驚きですね。 


   ところで、3日前の新聞に、折も折、「ドクダミ」 を扱った、
  こんな詩を見つけました。次に記して置きますね。





                  ひとひら

        知っていますか
        どくだみが
        最初は五弁の
        花びらだったことを

        いさかって
        ひとと別れてしまった
        一番 毒の強い
        ひとひらを捨て
        あれから ずっと
        十字を切って
        いることを