曇りの予報が意外に、
晴れた空になりました。
この所、肌寒かったものですが、
ここに来て、やっと本来の気候・・
とでも言うのでしょうか・・。
そして今日こそ、雨の心配はなさそう・・
なんて、思ったものですが、
午後4時半頃から、パラパラ・・。
おまけに雷まで。
PC が開けず、往生しました。
昼間は蒸し暑さも感じましたが、
夕立ちのお陰ですね。
それは、なくなりました。
ただ雷は今もゴロゴロ鳴っています。
5月も、今日を残して明日だけ・・。
昨日も記しましたが、今年の春は、(特に5月)新型肺炎の印象ばかりが強くて、
春を謳歌? しなかったような気がします。
ちょっとだけ 『アンの世界』 の5月の描写で、気分直しと致しましょう。
“・・・ 5月の日々 は、毎日美しく過ぎて行き、
フォア・ウィンズの海岸は緑色になり、花開き、紫色になった。・・・”
【「アンの夢の家」 第31章】
さて、そんな中、庭のドクダミが、
いよいよ自分達の出番とばかり、白い十字の花を開きつつあります。
まだまだ満開ではありませんが・・。
白十字の白い花びらは、本当は花びらではなく、
苞(ほう)だと言われますが、そんな事は別にどうだっていいですね。
ドクダミは、日陰に咲くというイメージが強いからかも知れませんが、
ひっそりとした美しさには、目を見張るばかりです。
そのドクダミを摘んで来て、砥部焼の花瓶に挿しました。
そう言えば、昨年もそうだったような・・。(昨年は、【こちら】 )
今日も、風がそよそよと吹いています。
先程までお向かいのお子さんのお誕生会だったようで、
その賑やかな声が、こちらにも聞こえていました。
そろそろ私だけの東屋(あずまや)に移動するとしましょうか。
一向に捗(はかど)っていない、アガサ・クリスティーでも携えて・・。
という事で、およそ1週間振りに、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致します。
カップは、ブルーローズ柄で。
ブランドは、何とも面白い・・?
「ロイヤル・マイセン」 です。
この英語とドイツ語が一緒に
なった、昭和レトロたっぷりの
カップ、わりと気に入っています。
幸い? 昨日のクッキーも、
包装紙からして、レトロ。
丁度、いいのでは・・~なんて。
ミス・マープルも驚きですね。
ところで、3日前の新聞に、折も折、「ドクダミ」 を扱った、
こんな詩を見つけました。次に記して置きますね。
ひとひら
知っていますか
どくだみが
最初は五弁の
花びらだったことを
諍って
ひとと別れてしまった
一番 毒の強い
ひとひらを捨て
あれから ずっと
十字を切って
いることを