昨日のような快晴とまでは行きませんが、
今日も概ね晴れの天気になりました。
と言っても、午後3時頃までの事。
その頃から空は俄かに暗くなり、遠くで雷ゴロゴロ・・。
夕立ちの気配です。しかもこの季節に。
それは、いかにも激しい夕立ちになりそうでしたが、
それだけで終わりました。ちょっぴり肩透かし? の気分。
今日は、ボランティアで参加(演奏)しようと思っていた、イベントは、
例のインフルエンザで中止になり、ちょっぴり手持無沙汰です。
それならば、溜まっている家事などやればいいのですが、
それもままならず? 時間だけが通り過ぎて行きます。
さて、そんなこんなで、ぽっかり空いた時間。
となれば私は、いつものように? 想像の国へ・・。
容易にその世界に入り込むためには、
やはり薔薇茶がいいですね。
それも、とびきり熱い・・。
こんな時は、それこそ私はいそいそと動きます。
パパッと庭からお花を採って来て、花瓶に挿し、今日のテーブルクロスを決め、
ちょっとしたセッティング。そうそう、蝋燭も忘れません。
“まるで、ジェーン だわ・・”
~なんて。でも、結構楽しい作業ではあります。
“―― ジェーンは、ミード夫人のように、
食卓に紅白のテーブル掛けを広げ、
父が店屋から買って来た皿を並べた。
食卓を飾るのに、荒れた庭へ出て、
ケマンソウと百合で、花束をこしらえた。
花を挿すものがないので、どこからか錆びた古い缶を
見つけて来て、それをトランクから探し出した緑色の絹の
スカーフでくるみ、―― ミニーおばさんから貰った高価な絹の
スカーフだった。―― それに花を活けた。”
【「丘の家のジェーン」16.】
未だに蝋燭を灯したり・・こんな事をしているものですから、アン ではないけれど、
もうすっかり 「老いた月」 という気さえして来ます。まだ5月という若い月ですのに・・。
ゴロゴロ鳴っただけで、雨は降りませんでしたが、それ以降、ヒンヤリして来たような・・。
そんな事も、意外に関係しているのかも知れません。