【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

凛とした年の初めに

2013-01-04 23:45:15 | 四季のスケッチ


   くっきり、はっきり、
  快晴の空で明けました。

   そのせいもあって、
  この冬1番の寒さ。

   しかしながら、ぴんと
  張り詰めた空気の冷たさが、
  まだ始まったばかりの
  新しい年に相応(ふさわ)しく、
  心まできゅっと引き締まる
  気がしたものです。

   いつもの見慣れた光景すら、改まり、
  より厳かに見えるから不思議です。

   起床時の居間の気温も、ほんの僅かですが、
  10度を切ったのも初めてです。
  案の定、如露の水も凍っています。初氷ですね。

   そして今日は風花も、チラチラと舞って。
  「風花」 という美しい言葉は、空が晴れているのに舞う雪の事。
  今日のように殊の外、寒い日に咲く花。何と風流なのでしょう。

   さて、お正月も今日で4日。
  年末からお正月にかけ、お天気にも恵まれ、
  幸先の良い新年となりました。







   

   ところで、こちらは平安時代から伝わる言祝ぎの歌。
  “天地を袋に縫ってその中に幸いを入れる”

   それにしても大きく出ましたこと!
  でも、お正月ですもの、このくらい許されますね。

   この1年、幸せを袋一杯に詰められたら・・と思います。
  小さな幸せで十分。

   その上、このような美しい言葉は、口にするだけで幸せ気分。
  せいぜい美しい言葉を探し出して使う事に致しましょう。
  これくらいなら、訳なく出来そうですから。

   今年もたいして変わり映えのしない、こんなブログですが、
  どうか皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。