言葉の ―― どんな言葉も ―― あらゆる言葉も及ばないものが あるように思われる ―― 掴もうとすると逃げてしまう ―― それでも掴もうとしなかったら 得られなかったに違いないものが、 少しばかり手の中に残っている。 (中略) 「君は言葉を浪費し過ぎる ―― あまり気前良くばらまき過ぎるよ。 節約と抑制 ―― それが君には必要なのだ」 【「エミリーはのぼる」 第1章】 |
昨日よりは少々、雲はあるものの、
太陽と共に1日の始まりを迎える事が出来ました。
そう言えば明方、丁度南側のカーテンの隙間から半月がぽっかり。
こんなに寒いのに、雨戸を閉めるのを忘れて休んでしまったようです。
折しも今日は、「下弦の月」なのですね。
そしてもう1つ、今日は二十四節季の1つ、「小寒」。
これから 「大寒」 に向けてまだまだ寒さも厳しくなりますね。
心してかかりませんと。
ただ一時に比べて大分、日も長くなって来ました。
そして水仙の蕾の膨らみ。厳しい寒さの中で春を感じる瞬間です。
さて、今年の年賀状。
いいえ、その前に今日のタイトル、「心を結ぶ糸」。
糸と言えば、レース糸大好き人間の私ですが、
文字(手紙)や言葉に引っ掛けています。
~なんて当たり前ですね。
そうそう年賀状、私の場合、印刷、一部印刷、
手書き&写真・・というように使い分けています。
気を付けて出しているつもりでも、うっかりして抜けていたもの、
はたまた暫く途絶えていたのに再び・・というものもあり、
年が明けてからも、年賀状書きに追われています。
とは言っても年末の慌ただしさに比べれば、
何という事はありませんけれど。
寧(むし)ろ、今の方が時間的な余裕も出来、
気持ちがこもっていたりして。
年賀状だけの付き合いというのもありますが、
僅か1行の近況が記してあるだけで、
その方の1年間を知ったような気がするから不思議です。
細い糸ですが、繋がっているのですね。