【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

心を結ぶ糸

2013-01-05 16:50:38 | 四季のスケッチ








言葉の ―― どんな言葉も ――
あらゆる言葉も及ばないものが
あるように思われる ――
つかもうとすると逃げてしまう ――
それでも掴もうとしなかったら
得られなかったに違いないものが、
少しばかり手の中に残っている。
(中略)
「君は言葉を浪費し過ぎる ――
あまり気前良くばらまき過ぎるよ。
節約と抑制 ―― それが君には必要なのだ」
                【「エミリーはのぼる」 第1章】


   

   昨日よりは少々、雲はあるものの、
  太陽と共に1日の始まりを迎える事が出来ました。

   そう言えば明方、丁度南側のカーテンの隙間から半月がぽっかり。
  こんなに寒いのに、雨戸を閉めるのを忘れて休んでしまったようです。
  折しも今日は、「下弦の月」なのですね。

   そしてもう1つ、今日は二十四節季の1つ、「小寒」。
  これから 「大寒」 に向けてまだまだ寒さも厳しくなりますね。
  心してかかりませんと。

   ただ一時に比べて大分、日も長くなって来ました。
  そして水仙の蕾の膨らみ。厳しい寒さの中で春を感じる瞬間です。







   


   さて、今年の年賀状。
  いいえ、その前に今日のタイトル、「心を結ぶ糸」。

   糸と言えば、レース糸大好き人間の私ですが、
  文字(手紙)や言葉に引っ掛けています。
  ~なんて当たり前ですね。

   そうそう年賀状、私の場合、印刷、一部印刷、
  手書き&写真・・というように使い分けています。

   気を付けて出しているつもりでも、うっかりして抜けていたもの、
  はたまた暫く途絶えていたのに再び・・というものもあり、
  年が明けてからも、年賀状書きに追われています。

   とは言っても年末の慌ただしさに比べれば、
  何という事はありませんけれど。

   寧(むし)ろ、今の方が時間的な余裕も出来、
  気持ちがこもっていたりして。

   年賀状だけの付き合いというのもありますが、
  僅か1行の近況が記してあるだけで、
  その方の1年間を知ったような気がするから不思議です。
  細い糸ですが、繋がっているのですね。