


「あたし、継ぎ物って好きじゃないわ」 アンは憂鬱そうに言いながら、 仕事籠を探し出し、 赤や白の菱形の布をうず高く積んだ 前に、 ほっと溜息を着いて座った。 「物によっては縫物も 面白いかも知れないけど、 継ぎ物にはちっとも 想像の余地 がないわ。 継ぎ目から、又継ぎ目へと、 いつまで行ってもきりがないんですもの。 でも無論、遊んでばかりいて、 他に何もしない、どこの誰でもない ただのアンより、継ぎ物をしている グリン・ゲイブルスのアンの方がいいわ・・・」 【「赤毛のアン」 第13章】 |

今日は、晴れたり曇ったりの空になりました。
昨日もそうですが、気温は今日も高め。
ストーブを消している時間がありますから。




実は例の 「マリラの三つ編みマット」 だって、最初の頃は、
わざわざ新しい布地を切り裂いて作っていたものです。
でも、ちょっとした発想の転換で・・
いいえ、マリラ や リンド夫人 の時代に遡ってみれば、
いらない物を使う・・というのは、ある意味当然の事ですね。
と言ってもこちらの布地は古着ではありませんけれど。
パッチワークの三角や四角を切り取った後の残り裂。
それを使うのですから1つの型は、より小さくなります。
それこそ、うず高く積まれている端切れ。
それに耐えうるパターンは、「ログキャビン」 でしょうか。
縫い合わせるだけなのですから、
アンの言うように、「想像の余地」 はないかも知れません。
本来なら捨てる運命にある物をもう1度使うのですから、
これだって立派な廃物利用ですね。
ただ三つ編みマットもそうですが、
どういう訳か、その端切れ類、使っても使っても一向に減る気配がない事。
それどころか益々、増えた気さえして。
七不思議の1つです。