美しい面白い言葉を発見した時には 私はいつも嬉しくなる。 新しい魅力的な言葉を見つけると 私は宝石を探す人のように 有頂天になって喜び、 その言葉を文の中に 嵌め込むまでは落ち着かない。 【「エミリーはのぼる」 第11章】 |
昨日の天気予報では今日は
3月上旬の気温だった筈・・
“まさか”、“どうして・・?”
~なんて空を見ながら自問自答。
朝に限って、相変わらずの
厳しい寒さとなっています。
昨日と違って写真のように
日光を出し惜しみしている事も
あるのでしょうね。
しかしながら時間の経過と
共に気前が良くなった太陽。
そうなれば一気に春。現金なものです。
さて、今日のタイトルでもある、
「言葉で描く美」 の最たるものは、“詩” でしょう。
それは、アン のみならず、
同じ 『アンの世界』 の住人である、
今日の エミリー も同様です。
彼女たちは、自分でも詩を書き、
テニスン等の先人の詩をある時は朗読し、又ある時は清書する・・。
読む、書く事の重要性。
歴史小説を紐解くと、それは日本の武士たちにも共通しています。
確かに黙読より音読、しかも書く事によって
記憶は、より確実なものとなるでしょう。
音読効果は私自身、実感しています。
最後に。栞代わりの小さな薔薇は、リラ版 「ピンクの少公女」。
この状態で、かなり長いのですが、ここにも1輪の薔薇を守る茨の棘(とげ)。
この棘で愛する者を優しく包み込んでいるのでしょうね。