goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

これは「エコ」ぢゃぁない!

2009年07月20日 | オートバイ
今日は出来れば飛び込みの仕事を受けなくないなぁ、と思っていたんだけど・・・

一人のオヂサンがやってきて、スクーターが100メートルくらいで止まってしまうので
見て欲しいとの事。

なんとも話の通じないオヂサンで色々と聞いていったんだけど・・・

息子さんが減ったガソリンを薄めようと水を足したらしい???

なに???

水でガソリンを薄めた???

なんでも、ガソリンが減ったので水で薄めたら、もっと走ると思ったらしい・・・

たぶんスクータに乗るんだから、16歳以上だと思うが・・・

もう、絶句!

それは3ヶ月くらい前の話で、知り合いの車屋なのかオートバイ屋なのか知らないけど
頼んで直してもらったらしい。(どうも話の通じないオヤヂ)

とにかく預かって、タンク内を懐中電灯で照らしてみると、そこのほうにコロコロと何かが
うごめいてるように見える?

なんだよ!

残ってるぢゃん!!!

負圧コックのストレーナを外すと、ガソリンが流れ出したが、一緒に水も出てくる!

結局はガソリンをタンクから全部抜き取って、ウエスを突っ込んで水を吸い取り乾燥させ
タンク内を綺麗にした。


結構ガソリンと一緒にこぼれたので、これの数倍は入っていたと思う・・・

とにかく水を抜き取って試乗すると・・・最初に比べて調子は良くなったんだけど、やはり
エンジンが止まる!

100メートルから500メートルくらいに持続距離は伸びたけど、やはり止まる!

う~ん、なんだろうか?

結局フーエルホースと負圧パイプをキャブレター側で抜いて、負圧パイプを吸ってみると、
ガソリンは出てくるけどすぐに止まってしまう。

負圧ホースもいくらでも吸える感じがする?


んでもって、これがもう一つの犯人!

負圧パイプのキャブレター側に亀裂が入っている。

せっかくキャブレター君が吸い込んで、負圧を送ってもここから空気を吸ってしまい負圧
コックが閉じていたようだ。

このままだと二次空気を吸って焼き付くので、負圧パイプって結構重要な部品だね!

と言うことで、負圧パイプを交換して、スクーターは生き返った!

ガソリンを水で薄めても燃費は良くなりません!

ましてエコでも、もちろんありません!

良い子は、真似をしないこと!

って、やらないか?



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