お客さんからリアショックに関する質問があったんだけど、電話でプリロードの説明をするに
苦労してしまった・・・
と言うことで、GR君でリアショックのプリロードセッティングの実験なんぞをやってみる。
ちなみにリアショックは片側を外してある。
理由は、2本とも取り付けるとかなりの重量を加えないと、差が分からないから。
GR君に使っている社外のショックは、プリロードを最弱に設定すると、無負荷状態で(乗員が
乗らない状態)262.5ミリだった。
負荷を掛けて落ち着いた状態で長さを測ったんだけど、何度か繰り返して平均をとった。
実際には毎回同じ数値だったけど・・・
1段ずつプリロードを加え測定を行うと、1段で2.5ミリの車高変化が確認出来た。
1段目:262.5ミリ
2段目:265.0ミリ
3段目:267.5ミリ
4段目:268.5ミリ
4段目では全くショックが沈んでない状態だった。
写真はカメラを三脚に固定し定位置から撮影しているので、上側アイボルト位置が少し上
がっているのがわかると思う。
確認のため、ショックのアジャスタ部分を測定してみたら、段差は2.8ミリだった。
写真のような測定方法で誤差はあると思うし、ショック取り付け部のラバーの変形も考えな
ければならないので、数値的には納得できる結果だと思う。
仮に5キロの負荷で1ミリ縮むスプリングに60キロの負荷をかけると、12ミリ縮む。
同じスプリングに70キロの負荷をかけると、14ミリ縮むことになりリアショックの場合、10キロ
重いライダーが乗車すると、リアショックの全長で2ミリの差ができる。
これを修正するのが「プリロード」と言うこと。
僕のGR君についているショックの場合、プリロードを1段上げることで10キロの体重差を修正
することができる。(正確には0.5ミリの差が出るけど)
ミリ単位の話だけど、リアショックの全長はフロントフォークのキャスタ角に影響を与えるため、
ステアリングの特性にも変化が出ることになる。
よく「リアショックを固くしたら(この場合、プリロードのことネ)ヒラヒラ曲がれるようになった」と
聞くけど、これはキャスター角が立ったために起こった変化。
説明が下手なので、よく分からないかもしれないけどね・・・
ちなみにフロントフォークだけでなく、リアショックのシャフトも定期的に磨くんだよ!
ホコリが付いているとオイルシールを痛めるので、僕はホコリを綺麗にふき取ってゴムを侵さない
シリコングリースを薄く塗っている。。
もちろんインナーチューブも定期的(できれば走る前)に綺麗にホコリを拭き取ること!
どんなに高性能なショックを使っていても、キチンをメンテナンス・・・いや、手入れしないと無意味だよ!
苦労してしまった・・・
と言うことで、GR君でリアショックのプリロードセッティングの実験なんぞをやってみる。
ちなみにリアショックは片側を外してある。
理由は、2本とも取り付けるとかなりの重量を加えないと、差が分からないから。
GR君に使っている社外のショックは、プリロードを最弱に設定すると、無負荷状態で(乗員が
乗らない状態)262.5ミリだった。
負荷を掛けて落ち着いた状態で長さを測ったんだけど、何度か繰り返して平均をとった。
実際には毎回同じ数値だったけど・・・
1段ずつプリロードを加え測定を行うと、1段で2.5ミリの車高変化が確認出来た。
1段目:262.5ミリ
2段目:265.0ミリ
3段目:267.5ミリ
4段目:268.5ミリ
4段目では全くショックが沈んでない状態だった。
写真はカメラを三脚に固定し定位置から撮影しているので、上側アイボルト位置が少し上
がっているのがわかると思う。
確認のため、ショックのアジャスタ部分を測定してみたら、段差は2.8ミリだった。
写真のような測定方法で誤差はあると思うし、ショック取り付け部のラバーの変形も考えな
ければならないので、数値的には納得できる結果だと思う。
仮に5キロの負荷で1ミリ縮むスプリングに60キロの負荷をかけると、12ミリ縮む。
同じスプリングに70キロの負荷をかけると、14ミリ縮むことになりリアショックの場合、10キロ
重いライダーが乗車すると、リアショックの全長で2ミリの差ができる。
これを修正するのが「プリロード」と言うこと。
僕のGR君についているショックの場合、プリロードを1段上げることで10キロの体重差を修正
することができる。(正確には0.5ミリの差が出るけど)
ミリ単位の話だけど、リアショックの全長はフロントフォークのキャスタ角に影響を与えるため、
ステアリングの特性にも変化が出ることになる。
よく「リアショックを固くしたら(この場合、プリロードのことネ)ヒラヒラ曲がれるようになった」と
聞くけど、これはキャスター角が立ったために起こった変化。
説明が下手なので、よく分からないかもしれないけどね・・・
ちなみにフロントフォークだけでなく、リアショックのシャフトも定期的に磨くんだよ!
ホコリが付いているとオイルシールを痛めるので、僕はホコリを綺麗にふき取ってゴムを侵さない
シリコングリースを薄く塗っている。。
もちろんインナーチューブも定期的(できれば走る前)に綺麗にホコリを拭き取ること!
どんなに高性能なショックを使っていても、キチンをメンテナンス・・・いや、手入れしないと無意味だよ!