オイル滲みが見つかったRD125、それにHX90とミニトレのフロントフォークをまとめてオーバーホール・・・
のはずだった?
***RD125***
HX90とミニトレは、ステムベアリングのオーバーホールもやるので、それなりに時間がかかる。
まずはRD125から手を付けることにした。
内部のクリーニング等は終わっているので、単純にオイルシールの交換を行う予定。
もちろん再オーバーホールとなった原因がオイル滲みなので、インナーチューブ表面の傷の確認は必須条件だよ!
まずは滲みの多かった左側から。
でも、インナーチューブ表面は綺麗なものだ。
確かにルーペでよく見ると、小さな傷が二箇所ほど見つかったが、これが原因とも思えないなぁ
念の為、表面を軽く研磨して組み上げた。
ちなみにこの写真の錆びはストローク範囲外なので、メイヨ問題。
右側は滲みはあるけど、ほんの少しといった感じだが、分解してみるとインナーチューブの表面に小さい傷を発見!
う~ん、前回は見落としていたかも?
サビが原因と言うよりも、何かがぶつかった感じにも見える?
まぁ、ここも研磨して組み上げた。
今回はオイルシール保護のために、秘密兵器を使って表面をコーティングしてみたが、どの程度の効果があるかは
未知数だったりする。
***ミニトレ***
ここで暗礁に乗り上げた感じ?
組み上がった状態で特に問題となる傷は確認できなかったが、分解してみると・・・
まずは右側から(写真上側)
あいやぁ
これをどう処理するかなぁ
ボトム付近のボコボコは錆なんだろうか?
オリフィス付近の錆もかなり進行している感じがするけど、なんでこんなところが錆びるんだろうか?
まぁ、摺動部分ではないので、命取りにはならないと思うが嫌だなぁ
次は左側を・・・(写真下側)
あいやぁ
こちらはお約束の10円ハゲがぁぁぁ
最初に出てきたオイルは綺麗に透き通った琥珀色だったけど、底の方にはデロデロが堆積している。
分解せずにオイルだけ入れ替えたんだろうか?
こちらもお約束の芳醇な香りが・・・
40年モノ?
スプリングもスライドメタルも相当傷んでいる。
カラーも表面がボコボコしている。
さて、どうしたもんか・・・
交換するにも新品はないし、あっても高いし・・・
再メッキするかをオーナーさんに確認したほうがいいよなぁ
リング部分も、以前にオイルシールの交換に挑戦したと思われる傷が多い?
***HX90***
残念ながら手が回らなかった。
当初の予定では勢いで3台ともフロント周りを仕上げたかったんだが・・・
そんなこんなで、時間を取られてしまい「三昧」とはいかず、「二昧」になってしまった。
しかも組み上げたRD125を走らせようと思ったけど、夕方からお約束の豪雨!
ついてないなぁ