当初の予定では軽整備だったのに・・・どんどん深みにはまっていく感じ?
結論から言うと、キャブレターのオーバーホールでは解決しなかった。
まぁ、キャブレターの作業後に状況に変化はあったので、何らかの問題があったことは確か。
おかげでフロートチャンバーガスケットを作れたから良かったと言うことで。
症状的には右側シリンダーに火が入らない。
スタータをオンにすると微妙に火が入り始める。
スロットルの開け具合でも点火したりしなかったり?
症状的にはクランクシールが抜けてる状態に似てるんだが・・・
オーナーさんと相談して、思いっきり作業することに!
右側マフラーからこんなにガソリンが出てきた。
少しこぼしちゃったので100ccは入っていただろう。
毎回苦労させられるプライマリードライブギアのナットは無事に緩められた。
んが!
問題はクランクシールの押さえ金具のボルトだった。
これが緩まない!
本当に緩まない。
少しずつ回るんだけど、これがもんげー嫌な回り方だった。
勢いで回すと折れる感じ?
格闘すること約1時間!
何とか無事に緩めることができた。
そんなに時間かけなくても、折ってから抜き取れば?
なんて言われそうだけどね。
ここってネジロックが塗ってあるので頭が取れても緩まない。
折ってから苦労することを考えると、折らずに抜き取るほうが何倍も楽だと思う。(個人的意見だけど)
せっかくケースカバーを外したので、オイルポンプのウォームシャフト部とキックシャフト部のオイルシールも交換した。
ウォームシャフトは不思議な錆び方だったので、軽く研磨して組み込んだ。
新しいクランクシールを打ち込んでクラッチ周りを組み込んだ。
例のボルトは6角穴ボルトへ変更した。
写真ではタコメータギアのシムワッシャが入っているけど、分解した当初は外側のワッシャがなかった。
これって単純な平ワッシャではなくシムワッシャなので、手持ちのエンジンをバラして拝借・・・
これで右側は一段落?
左側も同じようにクランクシールを交換する。
これで本日の作業は終了!
明日はエンジン始動まで進めたい。
問題が解決しているといいけど・・・
って言うか、スタータプレートがないオイルポンプって、エア抜きが面倒だ!
YA0018