goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

資源を大切にしましょう!

2007年07月16日 | オートバイ
資源というほどのものではないけれど、すでにメイカーが作っていない車両は現存している台数から
増えることはありません。

つまり現存台数は減る一方です。

あまり偉そうなことはいえませんが、車両を入手した方は責任を持って車両に接してください。

店で走る状態で購入した場合はともかく、個人売買で現状で購入した車両を入手したまま走らせる
ことは無謀です!

僕がメインに扱っているヤマハのツイン系は、メイカーが出荷してから少なくとも30年以上が経過して
います。

金属は磨耗し錆が進行し、ラバー類は硬化し、油脂類は劣化します。

最後に乗られていたのが何年前かもわからない状態の車両をそのまま走らせることは危険だという
だけでなく、あまりにもかわいそうです。

よほど運のよい機体でない限り10年以上は放置されていたと考えてください。

つまりオイルも10年以上前のもので、充分に賞味期限切れです。

90ccツインをはじめとする1970年前後の車両はすでにピストンのスペアは入手できないので、焼き
付いたら終わりです!

その時点で現存するピストンが2個、この世から消えることになります。

すべての車両にいえることではありませんが、走り出す前にきちんと確認すれば最悪の状態を回避
できる可能性は大いにあります。

非常に簡単なことです。

わからなければ相談してください。

確かに部品を持っていれば修理することは可能ですが、そのために現存する部品を使用することに
なります。

僕自身、いくら旧い車両でも希少価値はあまり感じません。

所詮は工業製品として何百台と世の中に出たものです、世界に一つしか存在しない美術品とは違い
ますが、大好きで元気に走らせたいと思う方はたくさんいらっしゃいます。

だめになった部品でも再生できるものとできないものがあります。

あるwebで「SURVIVE」という単語を使用している方がいらっしゃいます。

単純に車両が貴重なのではなく、「元気に走っている」車両が貴重なのです!

きれいに仕上げて保存するだけではなく「元気に生き延びさせる」ということを目標にしましょう!

えらそうなことを書いてしまいましたが、つまり

「大切にしましょう」

という事です。

「壊れた」と持ってこられると僕は仕事が増えて収入は上がりますが、あまりうれしくありません。

「もう少し元気にしたい」や「壊れない方法は?」の方が何倍もうれしいです!
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いまさらの作業テーブル | トップ | 再入院したミニトレ君 »
最新の画像もっと見る