声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

落下物と避難場所

2017-10-22 07:46:19 | 最近の話題
津山の中国自動車道で痛ましい事故が起きた。


ニュース報道の直後、思ったのは

中国自動車道の狭さ…だった。

車で帰省する時にいつも通る道なのでよく知っているが、

ガードレールの外に、どれほどのスペースがあったか?と考えたが

人が避難できる場所が思い浮かばなかった。

案の定、被害者の親子は路肩に避難して救助を待っていたというが…

やはり、そこは決して安全ではなかった。

ガードレールの外にいたとしても路肩が狭くトレーラーが横転してぶつかって来たら巻き込まれる可能性は大きい。


この事故を避ける方法は、あっただろうか?と考えてみた。

まず図面をみて思ったのが、
タイヤが追越車線に落ちているという事だ。


1つ目の回避する方法としては、

この場合、追越車線ではなく走行車線を通行していればタイヤに乗り上げずに通過できたかもしれない。


2つ目に、タイヤに乗り上げて事故を起こした経緯からすると、
次の車も乗り上げる可能性を予想できる。

そこで、タイヤの落ちている場所より前ではなく、

進行方向とは逆の、タイヤが落ちていた場所より後ろの方向に歩いて数メートル移動した方が安全だったのではないか…

そうしていれば、トレーラーに巻き込まれる可能性が回避できたのではないかと思う。




この道は、帰省時に過去に何度も通っているが、暗い夜間はタイヤが落ちていたとしても避けられない。

今回の事故は、タイヤを落としたトラックが落下させた事に気付かず高速警備隊に通報しなかった事に、そもそもの原因がある。

落とした直後だったのだろうか?

とにかく、よく調べてほしい。


それにしても亡くなった母娘は、運が悪いとしか言いようがない。

娘さんは教員採用試験にも受かって来春から岡山市内の中学校で数学の先生として採用されることが決まっていたという。

母親も、歯科技工士として広島市内で働き、休暇を取っての親子水入らずのドライブ旅行を楽しみにしていたという…。

気の毒でしかたない。


早急に、高速道路の落下物対策と、緊急時に安全な避難場所を確保できるよう対策を講じてほしい。

今日は大雨…。


しみずゆみ

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