声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

シニアグラス👓

2017-10-14 12:08:32 | Diary
先日、生まれて初めてシニアグラスを作った。

主にコンタクトレンズ着用時に使用するためだ。

老眼鏡を作ったのは、ある事がきっかけだ。

先だって友人が招待してくれたジャズトリオのライブでのこと、

終了後に偶然、友人の隣の席に夫の知人女性が座っていたらしく、

こちらに気づいて

「◯井です!」と、

ご丁寧に挨拶をしてくださった。

ところが、夫はキョトンとしている。

夫の知っている彼女は“目の綺麗な美人”である。

私も一度だけ会った事があるが、確かに目が魅力的な美人だと思う。


家に帰ってからも夫は

「ほんとうに◯子ちゃんか?全く別人に見えた」

と言って納得しない。

実は私にも、初対面の時の美しい目元の彼女には見えなかった。

そこで、ハッと気がついた。

別人に見えた理由が、メガネだったのだ。

彼女も近視が強いタイプなのかもしれない。


昔から強度の近視がある私もメガネをかけると眼が極端に小さくなる。

写真を撮ると時には、眼が1つの点のように小さく写る。

人相が変わるため、

ショッピングモールで昔からの知人とすれ違っても、こちらから声をかけない限り気づいてもらえないことが多い。

今まで何回、知らんぷりして通り過ぎたことか…。💦

マスク以上にメガネは変装にはぴったりのアイテムなのだ。


ところが、

メガネは個性を消すと同時に、誰かに似ていると言われる原因にもなる。

私も、よく他人と間違えられる。

「この前、男の人と飲んでたでしょう?」

などと、全く身に覚えのない事を言われたこともある。


都内の長男もメガネだが、

学生時代にインターネットカフェで無銭飲食した犯人と見間違えられた事があった。

あとで聞くと、犯人もメガネをかけていて黒っぽいTシャツにジーンズだったらしい。💦


そんな不愉快な思いをするのも、誰かと似せてしまうメガネのせいなのかもしれない。


とはいえ、
視力の弱い私にとって遠近両用メガネは必需品だ。

ほぼ毎日、運転して仕事に行くときも仕事中も手放せないが、

頻度が高いだけに眼精疲労の原因にもなる。

保証期間内なら2度までレンズが変えられるというサービスも使ってみたが、

それでもぴったり合うレンズがないのが悩みのタネだ。


目の疲れ具合からすると、ソフトコンタクトレンズの方がずっと楽だ。

実物大でモノが見えるという強みもある。

司会の仕事ではコンタクトレンズの方が断然、視界が広がるのだが、問題は台本の文字が見えづらいということ。

人前で司会をする時は、台本の文字フォントを拡大するが、
影ナレなどでは、そんな面倒な手間を省き最初から遠近両用メガネの場合が多い。

ところが、影ナレは舞台袖の専用ブースの小さなライトの下で読むことを要求されるケースが多く、これもかなり疲れる。

そこでコンタクトレンズとシニアグラスの併用を思いついた。

老眼鏡をかけると、はじめのうち視界が揺れるが慣れると文字は大きくて読みやすい。


そして、もう1つメリットがある。

遠近両用メガネ使用時と比べ、

私の場合は、目の大きさが1.5倍に見えるという事だ。

(´⊙ω⊙`)

初めて老眼鏡をかけて鏡をみた瞬間、メガネの中の大きな目に驚いた。


年齢を重ねると瞼が次第に下がり、目は小さくなっていくものらしいが、

老眼鏡をかけると、眼が大きく見えるのはメリットだ。

しかし、安心してはいけない。

そのぶんシワも拡張されるのだ。😰

このメリットとデメリットを知った上で、
せっかく作った老眼鏡をせいぜい活用したいものだ。

…でも、

いずれは遠近両用コンタクトレンズの使い勝手がよくなり、

メガネも要らなくなるのかな…。^_^


今日は朝から霧…。




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