再掲です。
エシュロンは、軍事目的のみならず、「産業・経済目的の情報収集」にも多く利用されており、日本企業とアメリカ企業との間の受注合戦や訴訟合戦において、アメリカの国益を守るために、日本の企業活動に大きな損害を与えたとされる。
エシュロン ⇒ こちら
以下抜粋
エシュロンは5カ国の諜報機関によって運営されている世界的な通信傍受システムである。
アメリカのNSA(国家安全保障庁)が全体を動かしているようだ。その本部はメリーランド州のフォートミードにある。
元々は1948年に米英が結んだUKUSA協定に基づいて、1970年代~80年代にかけて実際に構築された軍事衛星網であった。
これにカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国を加えた5カ国で構成され、EU報告書によると世界の19カ所に設置したパラボラ・アンテナと120カ所の中継点によって地球全体をカバーしているとされている。
エシュロンを運営している5カ国は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド。≒ TPP
参加5カ国以外にあるのは、日本の三沢基地と、キプロス基地、それにプエルトリコのサバナセカ基地、なおドイツのパートアイプリン基地は来年閉鎖される予定。
三沢基地は日本だけでなく,極東ロシア、東アジアなども担当している。
エシュロンでは主に通信衛星を経由する国際電話やファクス、電子メールなどを傍受しており、現在ではインターネットなどの有線回線による通信も傍受していると言われている。
電話、ファックス、Eメールなど、世界中で行われる通信の90パーセントの受信が可能という話もある
エシュロンについては公式に発表された情報がある訳ではないので、どこまでも推測の域を出ないのであるが、インターネットと物理的に切り離された閉鎖的ローカルネットワーク以外は全て盗聴されていると思った方が良いだろう。
TELやEメールは相当な世界的有名人か、要注意人物、特定の組織や企業というように、エシュロンの対象になる人物や通信は限界されている。
ネットやメールの場合エシュロンのコンピューターは特定の単語(キーワード)を選んで情報を選別する。
⇒ こちら
米軍三沢基地のエシュロン受信施設にあるドーム内に通信衛星用の数ギガ・ヘルツ(波長)・クラスの電波を受信するパラボラアンテナが設置されている。どの方向を向いているかを隠すためにドームに覆われている。その奥にある通称「象のオリ」は、地上電波がどの方向から発信されたかを特定する電波方位探知施設。そうして日本はエシュロンに協力する見返りに、金正男や重信房子の情報を得たと考えられる。
(象のオリは今年撤去予定⇒ こちら ) もっといいシステムができたのか...
英米など英語圏5カ国が参加する通信傍受(盗聴)機関「エシュロン」を調べてきた欧州会議エシュロン特別委員会は、「エシュロンによる通信傍受は人権やプライバシーを侵害する」という最終報告書を賛成多数で可決した。(7月4日 What New より)
三沢基地 ⇒ こちら 上のグーグルアースを拡大して 基地を見ることができます。自衛隊はほんのすこし アメリカ空軍エリアの広いこと!!