音楽の喜び フルートとともに

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ふるさと

2008-08-25 23:38:24 | 名曲

青森の地野菜、「ミズ」をいただきました。imagesimagesimagesはじめてみた時は蕗かと思いました。でも、穴は無く、食べてみると、灰汁も無く、名前の通り、みずみずしく、さっぱりとした食感です。
調理も簡単、薄皮を剥いてゆでるだけ。今夜はモロヘイヤ鰹でいただきました。おいしかった旬のものを食べると、寿命が延びますね。感謝です。

まいさんに送られたものをおすそ分けしてもらいました。こちらではほとんど流通していない野菜です。
青森に旅行した時に覚えて、「おいしかった、おいしかった。」とまいさんの前で連呼していたら、おすそわけして頂くようになって、早や3年・・・ほんっとにありがとう今年もおいしかったよ~。

「ふるさと」をヘルマン・ハープとフルートで演奏しようと目論んでいますが、私の生地は大阪市内なので、ふるさとというと、工場と、家々と、工事中の空き地の水溜りなんかが浮かんできます。セピア色というより、なんだか灰色の都市のイメージです。

夏の青森の岩木市を見た時に、雄大な岩木山、延々と続く緑、美しい水。「ふるさと」ってこういう所だと思いました。
どうかな?と思って、調べてみると、作詞の高野辰之は長野県中野市の出身でした。そうか、ちょっと違う。
もうひとつ、オブリガートを考えている時にふっと「朧月夜」が浮かんできて、4小節ほど入れてみると、合わせられる。先週実験してみて、ふるさとと朧月夜ってまあまあ、あうなぁと思っていると、今日、
作曲家の岡野貞一と組んで「朧月夜」「もみじ」「はるがきた」「春の小川」を残していると知ってびっくり。(先に調べろよ!)こっちの方の、勘は大丈夫みたい。

星のパレットのみんな、気づいてたかな

「おもしろい!」って反応でもなかったので、心を入れ替えて、別バージョンで真面目に考えなおしました。また、週末聴いてね。



10,000時間

2008-08-25 00:54:19 | Weblog

練習していると、息子が携帯で写真を撮ってくれました。夏休みはとってもひまらしいです。このアングルは鏡を使っても見られない。こういうのが好きです。

21日の日経に載っていたコラムに、載っていた話です。
「スポーツ、芸術、技能、どんな分野でも圧倒的な力量を誇示するプロフェッショナルで活躍する人たちを調査したところ、多くのプロたちの多くはある特殊な時間を共有している。それは、10000時間。例外なくそのことだけに集中し専心したゆまぬ努力をしている。1日3時間、1年に1000時間、10年休まずに継続するということです。」(抜粋 分子生物学者 福岡伸一 あすへの話題 10000時間)

他にも「私たちは生まれてから成人するまでの間に、普通の家庭に育った人で合計14万8000回、否定的な言葉を聞かされている。もう少し幸運な人で10万回、良くても5万回だろう。・・・その一方で積極的な言葉は、どれくらいだろうか。…3~4回しかないと言う人が多い。こういう経験を持つ人がたまに信念という言葉を本で読んだからと言って、心に植えつけられた”できない”という思い込みを克服できるわけが無い。…私たちの思考の77%は否定的で有害な内容だという。同時に医学者たちによると、疾病の75%が気鬱などから生じる自己誘因性のものだという。」「脳はあなたがもっとも多く語る言葉を信じ込む 「できない」「成功しない」と言う言葉を何百回、何千回も繰り返しているうちに、潜在意識はそのように説得されてしまうのである。」(シャド・ヘルムステッター なぜあの人はうまくいくのか 自己説得の驚くべき威力 きこ書房)

大人になって長いですが、未だに「できない」「成功しない」と自分に言い続けているし、息子たちにも、言い続けています。成功ってそれぞれだし、社会的成功が=人生の成功とは、いえないこともわかっているつもりですが、なりたいと思いながら、なれないとか、やりたいと思っているのにできないとか、これがあるから、自分らしく生きられないとか思ったら、否定的な自己催眠にかかっていないか?と疑った方がいいと思います。あら?と思ったら、方向を定めて、行動する。10000時間たてば、何らかの成果はあるはずだと信じて損することは何も無いですよね。

何歳からでも始められます。人生に遅すぎると言うことは無いです。何でも好きなことしましょう。
90歳の老人に人生で後悔したことはなんですか?とアンケートをとったら、ほとんどの人の答えは、「やったこと」ではなく、「やらなかったこと」だそうです。私にもまだ、時間はあるみたいです。