またまた、嫌いな人、ごめんなさい。始めの写真はどじょう、全部で5匹。下の息子とっては家族。先週末、お祭りで金魚も仲間に加わりました。
先日息子の撮った写真をブログに載せたら、調子に乗って、これも載せてくれと、愛の被写体の写真を撮ってきました。八幡の田んぼで捕獲してきて、4年。小指位だったどじょうは、体長20cm太さも親指位。先週、一緒に長年飼っていたたなごが3匹、跡形もなく消えてしまいました。・・・共食いではないです。死んだものしか食しません。心なしかどじょうが、一回り大きくなったような。水槽の中も時が流れています。
今日のレッスン、生徒さんからの質問は「グループで吹くと音量がでない。どうしたらいいのか。」というものでした。
お腹を使って吹く。唇を適切な位置に持ってくる。頭を伸ばし、気道をまっすぐ保つ。などなど、いろいろ言うことはありますが、
音は全て共鳴によって出ると言うことを考えてみれば、体を固めることが一番音響にとってはよくないことです。フルートを持つ手をできるだけニュートラルに持つようにゆるめるだけでなく、唇、口腔、気道、腹筋、腰、ひざを緩めることが近道です。つまり、最小の力で吹く時に、最大の音量が得られるということです。
ppを演奏する時にはその逆、唇や体を細心の注意で、コントロールしなければなりません。コントロールのために力を使うのです。
で、質問は「グループで吹くと」です。人と吹くとどうなるのか?おそらく体が堅くなっているに違いないのです。なぜ堅くなるのか?緊張しているから。
なぜ緊張するのか?いろんな理由があるでしょう。
緊張自体はわるいことではありません。相手によって私たちはみんな対応を変えています。近い人、遠い人、年長、年下、上司、部下、男性、女性。それは素晴らしい能力の一つです。
ただ、音楽は世界の共通言語。誰の耳にも等しく同じ響きをとどけたいです。特定の誰かの前で吹くと緊張して音が出なくなってしまうという事態はできたら避けたいです。
そのためには、違った受信の仕方をしてみることが大切なんだと思います。
それは、「あなたはこう考えるのですね。なんて、すばらしい。」「私はこう考えます。」「あなたと私は意見は、違うけれどどちらも素晴らしい。」こんなふうに。「じゃあ、今回はどうしよう?」
相手と一致しなければいけないとか、違うのでどっちかが、変らなくてはならない。という受信をしている限り、同類としか、楽しめません。少しの違いにいつもびびって、緊張してしまいます。人である限り、こういうことは無くなるということは無いと思います。私も良く緊張しています。でも、音楽をするということは、こういうことにチャレンジし続けると言うことだと思っています。
一緒に学びましょう