音楽の喜び フルートとともに

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パンプスの影響

2009-08-04 20:36:32 | 音楽
昨日は、フルートを全く吹けませんでした。今日は、仕事で、6時に帰ってから、2時間だけ。しかし体がきつい。
何がきついって、正装のために履いて行ったパンプスの影響が…。
つま先立ちで、先細り。足はかかとを中心にゆるい扇形なのに、どう考えても反対。

指を不自然に曲げて小さくするために、指の付け根の靭帯が伸ばしっぱなしに。外反母趾は、靭帯が伸びきって戻らなくなった状態です。
「足に悪いから」とパンプスを売らない靴屋さんを知っています。

足が痛いだけでなく、腰、肩、頭が重くなってきて、歩く速度は、遅いし、頭は回らない。これでも昔はパンプス生活をしておりましたが、今やもうだめ。

女が賢く強くならないために、自ら選んでいる纏足。これで、仕事できるわけないって。
それでも、慣れてくると、もう、わからない。これが動きやすいと言う人が必ずいます。
パユもマスタークラスで言っていました。「フルートの敵」と。
パユが「フルートのための靴」と、指差したのはもちろんスニーカーのような平靴でした。

昨夜、ワークで学んだ動きを何度もやって、寝ましたが、今朝職場で、立って子どもを見ているとやっぱり腰がだるい。
思いついて、かかとを中止に、1センチほどの円をかくつもりで、時計回りをしてみました。その後、指の付け根の骨、土踏まずと中心を何箇所か替えて。
外から見たらほとんど動いて見えませんが、この効果は劇的。腰のだるさは消え、終業までなんとかもったのでした。

こうなったら、フルートでも試したい。帰宅して吹きながら試してみると、思ったとおり音の伸びが良いです。
これは使える演奏の途中でも音を変えることが出来ます。
人は痛みから一番学ぶものらしいです。