今日は梅田でレッスン。土佐堀にかかる大江橋を歩いて渡っていると、水晶橋の下を運搬船とタグボートが、くぐろうとしていました。海が近いので満潮時は水位が上がって、水面と橋の間に空間が極端に少なくなります。船は背が低く作ってありますが、アーチの橋脚の間をくぐるには幅がぎりぎり。一人が船の上に立って、天井(橋の下側)に手を当てて方向を微妙に操作しながら、ゆっくりゆっくりくぐります。見ていてもドキドキしました。水の都大阪ならではの光景でした。
エラート、苦手のタンギング。「ピンポン玉が弾んでいるような感じで、音を止めないで。」
一つ一つの音が聞こえるように、ゆっくり練習。何度も何度も。
「これぐらい吹けたと満足していると、気がついたらその場所よりずっと下のほうに落ちていて、出来ていた場所ははるか上の方に見えることになるよ。満足するところをみつけているより、自分の出している音をよく聴いて、もっとうまくなれる所を探しつづけること。それが音楽家というものだよ。」
確かにこれぐらい吹けていればと満足しているところがありました。先生は何でもお見通しです。
レッスンの後、同門のKさんとデュオをして遊びました。ドップラーの「アンダンテとロンド」と、「リゴレット」。
「アンダンテとロンド」の方はまだ何とかとおりましたが、「リゴレット」は大変。でも、美しい。名曲です。
それにしても、Kさんのミヤザワフルートリップレート金、管体銀の良く響くこと
それに、初見でもどんどん吹けます。とっても気持ちいい。
終わった後、休憩中の先生とKさん、私でランチを頂きました。こうしていると独身時代に戻ったみたい。
来月も約束。レッスンの楽しみが一つ増えました。
先生と、Kさんに感謝