音楽の喜び フルートとともに

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掃除

2012-05-29 20:15:50 | 哲学

モッコウバラ(木香薔薇)をアップする機会を失ってしまいました。4月10日、松井山手の実家近くのダンススタジオ。これは、ガレージの屋根の上です。下に小さく赤く見えるのがこの屋の自家用車。これほど、日本の風土を謳歌している薔薇は他にあるでしょうか?
この頃、どこの庭のモッコウバラも、花盛りでした。

今日は雷雨でした。天災や、人災。自分一人ではなんともできず、不安な気持ちになりがちな今日この頃。
何もできないなら、じっと座って考えていず、掃除をします。
掃除機かけたり、雑巾がけしたり。庭を掃いたり。

自分に自信がなくなったり、仕事や勉強に行き詰ってきたら、掃除。
きれい好きというわけではありません。潔癖症なんて程遠い。
身体を使って掃除をして、きれいになると気持ちよくなります。
狭い家でも、古い家でも前より居やすくなります。
こんな、簡単なことで?と我ながら思いますが、単純なことほど、パワーがあるみたいです。

きれいになった自分の部屋を見渡すと、誇りが沸いてきます。

考えてみると、赤ちゃんを育てていた頃、彼らの命を支えるために必要な一番は食事(おっぱい、ミルク)。次に、清潔な身体を保つこと。(うんちとおしっこの始末)
きれいになったオムツをあてて、ご機嫌な赤ちゃんの誇らしげな顔。それを見ると、私も誇らしい気持ちになりました。

身を美しくすると書いて、「躾」しつけと読みます。
自分で自分の身を美しく保つ。自分を律することは、人間の尊厳や、誇りと強く結びついているような気がします。

だから、掃除をして、自分で自分の住む環境をきれいにすると、自分に誇りが沸いてくる。
自信喪失気味の時、特に良いと思います。試してみて。